ヤマハ、中国にAV・IT関連の製造拠点を設立 ―2003年3月より操業開始予定

建物外観イメージ

5月10日発表 連絡先：コーポレート・コミュニケーショングループ 　　　　Tel.03-5488-6601

　ヤマハ株式会社は10日、中国蘇州市にAV・IT製品の製造会社を5月中旬に設立すると発表した。新会社の社名は「雅馬哈電子(蘇州)有限公司」(Yamaha Electronics (Suzhou) Co.,Ltd./略称：YES)で、2003年3月の操業開始に向けて準備に入る。

　同社は楽器関連の製造会社を既に中国で設立・操業しているが、AV・IT関連の製造会社は今回が初めてとなる。WTO加盟後の市場開放をにらみ、中国でのAV・IT事業を強化させたい考え。操業開始時の従業員数は約400名となっている。

　新会社はホームシアター関連製品を中心に展開し、現在設立準備が進められている同社の投資性公司「雅馬哈楽器音響(中国)有限公司」(北京)を通じて、楽器・音響部門とともに市場政策を強化・推進する。将来的には、マレーシアのAV・IT製造拠点「ヤマハ・エレクトロニクス・マニュファクチャリング・マレーシア」(略称：YEM)と並ぶ、「輸出生産拠点に位置付けていく」としている。

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/02051001.html

(2002年5月10日)

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