アイワ、「ENCOREシリーズ」第2弾の20V型液晶テレビ
―MPEG-2エンコーダ/デコーダ搭載無線伝送ユニットも


LT-20N1
5月21日より順次発売

標準価格:「LT-20N1」21万円
      「DW-SS1」65,000円

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 アイワ株式会社は、20V型液晶テレビ「LT-20N1」を5月21日に発売する。価格は21万円。また、MPEG-2エンコーダ/デコーダを搭載したIEEE 802.11bユニット「DW-SS1」も発表。価格は65,000円で、発売日は6月10日となっている。

側面

 LT-20N1は、ASV低反射ブラックTFTパネルを採用した20V型液晶テレビ。解像度は640×480ドット。視野角は上下/左右とも170度で、前方5度、後方10度、左右各18度調節できる回転スタンドが付属する。ディスプレイ部の厚みは74mm。

 プログレッシブ処理には、動きの大小にあわせてフィールド内補間とフレーム内補間を使い分けるタイプを採用している。これにより、一般的な液晶テレビの倍速処理に比べて、「動画や輪郭部を滑らかかつシャープに再現する」という。また、デジタルくし形フィルターも搭載している。

 チューナはステレオおよび、音声多重に対応し、VHF/UHV/CATVの受信が可能。入力端子はD1、S/コンポジットを各1系統ずつ搭載する。

 機能面では、画面を静止できる「スクリーンメモ機能」のほか、オートパワーオフ、ピクチャーメニュー、リモコン収納ポケットを装備。外形寸法は、スタンド、ハンドル込みで610×195×422mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.7kg。

DW-SS1

 DW-SS1は、送信機と受信機をセットにしたIEEE 802.11b伝送ユニット。送信距離は見通し30m。

 MPEG-2エンコーダ/デコーダを内蔵し、ビデオデッキ、DVDプレーヤー、BS/CSチューナなどと接続した送信機から映像をSS(スペクトル拡散通信方式)で送信。受信機を取り付けたテレビなどに再生画像を表示する。電源は付属のACアダプタを使用。

 MPEG-2のビットレートは、5.4/4.5/4.0Mbpsの3段階の切り替えが可能。AV入出力は4極のミニプラグを使用し、付属のケーブルを介してAV機器と接続する。映像はコポジットで、音声はステレオに対応。送信機側は入力に加え、スルー出力にも対応しており、既存の環境に容易に組みこむことが可能。

 また、カードリモコンが付属し、受信機に向かって操作すると、そのデータが送信機に伝送される。送信機に赤外線でリモコンコードを送信する付属の「ビデオコントローラ」を接続すれば、ビデオデッキなどを離れて操作することができる。

 外形寸法は、送信機、受信機ともに145×76×37mm(幅×奥行き×高さ)。重量はそれぞれ約180g、約170g。


【LT-20N1の主な仕様】
画面サイズ20V型(401.3×298.8mm)
パネル解像度640×480ドット
受信チャンネルVHF:1~12ch、UHF:13~62ch、CATV:C13~C38ch
スピーカー5cm×2個
入力端子D1、S/コンポジット、アナログ音声(各1)
出力端子アナログ音声、ヘッドフォン(各1)
消費電力60W(待機時1.3W)
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
610×195×422mm(スタンド、ハンドル込み)
610×74×380mm(スタンド、ハンドル含まず)
重量約8.7kg(スタンド、ハンドル込み)
約7kg(スタンド、ハンドル含まず)

□アイワのホームページ
http://www.aiwa.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.aiwa.co.jp/corporate/report/2002/lt-20n1_dw-ss1.html
□関連記事
【3月5日】アイワ、XGAパネルを使った15V型液晶テレビ
―液晶テレビ市場に参入、1インチ7千円を実現
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020305/aiwa1.htm

(2002年5月14日)

[orimoto@impress.co.jp]

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