ソニー、HDDとメモリースティックスロット内蔵カーオーディオ
―HDDにATRAC3形式で最大8倍速録音、漢字表示も可能


7月1日発売

標準価格:16万円

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 ソニーマーケティング株式会社は、HDD、CDプレーヤー、メモリースティックスロットを内蔵した1DINサイズのカーオーディオ「MEX-1HD」を7月1日に発売する。価格は16万円。

 MEX-1HDは、トレー式CD-ROMドライブ、AM/FMチューナ、10GB HDD、メモリースティックスロット、デジタルI/O端子、パワーアンプを1DINサイズに収めたカーオディオ。フロントパネルは、ミラーコート仕上げとなっており、クリーニングクロスも付属する。

 最大の特徴は、CD-ROMドライブから、最大8倍速(平均5.7倍速)でHDDにATARC3形式で録音できること。ビットレートは132kbpsと、105kbps。録音できる曲数は、1曲4分で換算すると、132kbpsの場合約2,000曲、105kbpsの場合は約2,500曲。

 高速録音時は、録音中の曲を再生確認できるほか、録音しながらラジオを聴くことも可能。最大8倍速でCDからデータを先読みすることにより、録音中に大きな振動がかかった場合でも、音飛び無しに継続して録音することができる。

 CDプレーヤー部は、CDトレーがスライドアウトする新開発のトレーメカを採用。さらに、振動を吸収するダンパーに樹脂系の「αGEL」や、CDウォークマンにも搭載している音飛び防止技術「G-PROTECTION」も備える。CD-R/RWに記録したMP3ファイルも再生でき、ID3タグ Ver. 1/2に対応。漢字タイトルの表示もサポートしている。

 また、MGメモリースティックもサポートしており、HDDからチェックアウト/チェックインもできるほか、PHSでの音楽配信(EMD)サービスで購入した楽曲をHDDに取り込むことも可能。なお、HDDには音楽データ以外にも、メモリースティックに記録した静止画などのデータをコピーすることもできる。さらに、付属の専用デジタルI/Oケーブルを使用すれば、ネットワークウォークマンへのチェックアウト/チェックインにも対応する。

 選曲操作には、ダイヤルを「回して検索」、「押して選択」するジョグアクションを採用。録音した曲はアルバム、フォルダで管理して、よく聞く順に並び替えたり、アルファベット順に並べ替えたりできる。また、アルバムやフォルダ名などのテキスト入力には、携帯電話に搭載されている入力支援機能「POBox(Predictive OperationBased On eXample)」が使用可能。

 HDDには、国内発売の邦楽/洋楽約85,000タイトルの曲情報を収録したCDデータベースも内蔵。曲のタイトルやアーティスト名が自動的に入力される。

 CD部の周波数特性は10Hz~20kHz。SN比は90dB。メモリースティック部は10Hz~20kHz、90dB。アンプ部の最大出力は45W×4ch。質量は約2.0kgで、最大消費電流10Aとなっている。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200205/02-0515/

(2002年5月15)

[furukawa@impress.co.jp]

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