パイオニア、Xboxにマッチしたデザインの5.1chシステム ―ドルビーデジタル、DTS、AAC、プロロジック IIに対応

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　パイオニア株式会社は、Xboxとデザインをあわせた5.1chシステム「HTP-G100」を6月下旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は6万円程度の見込み。月産予定台数は1,000台。

　HTP-G100は、2001年9月発売の5.1chスピーカーセット「S-HS01(-K)」と、AVアンプ「VSA-C100(-K)」を組み合わせた製品。同社では「マイクロソフトとマーケティング上のコラボレーションを図り、ブラックデザインを基調として、グリーンラインを入れるなどデザイン的な一体感を出した」としている。

　AVアンプには、ドルビーデジタル、DTSに加えMPEG-2 AAC、ドルビープロロジック IIデコーダも搭載する。さらに、5.1chゲームに対応した「ゲームモード」も装備。ドルビーデジタル5.1chのゲームソフトで使用すると臨場感がさらにアップするという。また、「ヘッドホンサラウンドモード」や、「TVサラウンド」、「ミッドナイトリスニングモード」、「マナーモード」などのオリジナルモードも備えている。

　外形寸法420×319×65mm(幅×奥行き×高さ)、質量4.8kgの小型の筐体に、AV端子を入力5系統(背面4、前面1)/出力1系統、S端子を入力2系統/出力1系統、光デジタル入力端子3系統(背面2、前面1)を搭載。

　また、スピーカーの接続状態を自動的に判別し設定を行ない、さらにルーム設定機能により、部屋のサイズに合わせ、S(6帖)、M(8帖)、L(12帖)を選択するだけで設定が完了する。なお、マニュアルによる詳細設定も可能。付属の大型リモコンはDVD、DVD-RWレコーダ、VTR、TV、BSチューナなどがプリセットされるほか、Xboxのオプション「DVD ビデオ 再生キット」の操作にも対応する。

　フロント/サラウンド/センタの各サテライトスピーカーは、15×6cmの長円フルレンジユニットを採用。再生周波数帯域は140Hz～35kHz。サブウーファーは縦置き、横置きが可能で、14cmコーン型ウーファを搭載する。再生周波数帯域は40Hz～200Hz、定格出力は50W。

【主な仕様】

「VSA-C100-K」
• 実用最大出力：40W×5ch
• 周波数特性：5Hz～100kHz(+0/-3dB)
• 入力端子：光デジタル3系統、同軸デジタル1系統、VIDEO 5系統、S映像 2系統
• 出力端子：VIDEO 2系統、S映像 1系統
• 外形寸法：420×319×65mm(幅×奥行き×高さ)
• 質量：4.8kg
• 消費電力：93W

  「S-HS01-K」
  　フロント/サラウンド/センタスピーカー

  • 型式：密閉式ブックシェルフ型
  • スピーカー：15cm×6cm 長円 コーン型
  • インピーダンス：Ω
  • 再生周波数帯域：140Hz～35kHz
  • 最大入力：40W(EIAJ)
  • 外形寸法(幅×奥行き×高さ)：76×81×210mm
  • 質量：0.67kg(1本)

  　パワードサブウーファ

  • 型式：バスレフ式フロア型
  • スピーカー構成：ウーファ 14cmコーン型
  • 再生周波数帯域：40Hz～200Hz
  • 定格出力：50W(EIAJ)
  • 外形寸法：165×254×360mm
  • 質量：6.6kg

□パイオニアのホームページ
(5月17日現在、この製品の情報は掲載されていない)
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pioneer.co.jp/press/release315-j.html
□関連記事
【2001年8月21日】パイオニア、5.1chセットなどホームシアター用スピーカー3モデル
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010821/pioneer2.htm

(2002年5月16日)

[furukawa@impress.co.jp]