インテルなど7社、テラバイト光ディスク開発のオプトウェアに出資


6月18日発表

 次世代超高速大容量光ディスクシステムを開発している株式会社オプトウエアは18日、7社から総額5億5,000万円の出資を受けたと発表した。出資したのは、インテル キャピタル、オリックス・キャピタル株式会社、株式会社ジャフコ、ダイヤモンドキャピタル株式会社、株式会社メモリーテック、安田企業投資株式会社、株式会社UFJキャピタル。なお、出資額の内訳については公表されない。

 オプトウエアは、'99年に設立された開発型ベンチャー企業。ホログラム記録技術と光ディスク技術を融合させた、光ファイバ通信網に直結可能な「超高速大容量光ディスク記録再生装置」を開発している。CDやDVDとの上位互換性を保ちながら、12cmディスクで容量1TB、転送レート1Gbps以上を実現するという。

 インテル キャピタル日本代表の栂野平氏は今回の出資にあたり、「ブロードバンド時代に対応する、高速かつ大容量の次世代ストレージ・デバイスの開発を促進し、大容量ストレージ市場セグメントの拡大を支援する」とコメントしている。インテル キャピタルは、インテルの戦略的投資プログラム。インテルの戦略を支援しながら、インターネット経済の成長を推進するために資本参加または買収を手掛けている。

 なお、オプトウエアでは、7月に開催される「InterOpto 2002」に、容量200GB、転送速度100Mbpsで稼動する記録媒体と、その評価装置の出展を予定している。

□オプトウエアのホームページ
(6月18日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.optware.co.jp/ja/

(2002年6月18日)

[furukawa@impress.co.jp]

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