LGジャパン、片耳2ドライバのサラウンドヘッドフォン ―4ch入力対応のヘッドフォンアンプも発売

MCH-MMS100-B

7月中旬発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：LGジャパン 　　　　　Tel.03-3582-9124

　LGジャパン株式会社は、片耳に2つ、計4つのドライバユニットを内蔵したセミオープンエア型の4chサラウンドヘッドフォン「MCH-MMS100-B」を7月中旬に発売する。価格は12,000円。また、4ch入力対応のヘッドフォンアンプ「MCA-MMH100」も同時発売。価格は6,000円となっている。いずれも、韓国MMGEARの製品。1月開催のInternational CES 2002で発表されたもので、北米ではバリエーションモデルも含め、すでに出荷されている。

表面からは見えないが、2つのドライバユニットが前後に並んで搭載されている	ヘッドアンプのMCA-MMH100は4台のMMS100-Bを接続できる。4chの入力も可能

　MCH-MMS100-Bは、重量175g、コード長3mのネックバンドタイプのヘッドフォン。最大の特徴は、片耳あたり2つのドライバユニットを装着していることで、4個のドライバユニットそれぞれにPCゲームなどの4ch出力を送ることができる。これにより「バーチャルサラウンドをしのぐ臨場感を得られる」という。なお、入力側には2系統のステレオミニジャックを備えている。

　インピーダンスは32Ω、再生周波数帯域は150Hz～20kHz。ネックバンド部にアジャスタはないが、ハウン ジングに耳かけを備えている。出力音圧レベルは91dB(±2dB)。

　MCA-MMH100は、出力20mW(32Ω時)のヘッドフォンアンプ。4ch分のアナログ入力端子と、4系統の出力端子(4ch×4)を装備し、MMS100-Bを4台接続できる。SN比は81dB。また、前面には4台分のボリュームと、4ch入力と2ch入力を切り替えるスイッチも備えている。

□LGジャパンのホームページ
(6月25日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.lg-japan.co.jp/

(2002年6月25日)

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