株式会社日立製作所ディスプレイグループは1日、千葉県・茂原製造本部のTFT液晶製造ライン(V3ライン)に対し、約230億円の追加設備投資を行なうと発表した。2003年上期の月産能力は、現在の2万枚から4万枚に拡大(ガラス基板サイズ730×920mm)する。 今回の投資は、大型液晶テレビ向け市場への本格参入を見据えたもの。2002年春に開発が完了したAdvanced Super-IPS方式や、スーパーインパルス方式などを組み合わせた液晶パネルを生産する。そのほか生産品目として、デジタルメディア対応モニタ用、ノートPC用大型モニタ用などを挙げている。 なお同グループは、10月1日に「株式会社日立ディスプレイズ」として分社が決定している。事業内容は、ディスプレイデバイスの事業企画、開発、設計、製造、販売。社長には現グループ長の米内史明氏が就任する。設立当初の生産拠点は、V3ラインのある茂原製造本部を予定している。
□日立のホームページ (2002年7月1日) [orimoto@impress.co.jp] |
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