ヤマハ、読者参加型の商品企画ページを開始 ―企画第1弾はポータブルMP3レコーダ

「企画室」トップページ。人物はヤマハ開発プロデューサの平出氏

　ヤマハ株式会社は、同社の音楽ポータルサイト「ミュージックイークラブ」において、読者参加型の商品企画ページ「企画室」を7月4日から開始する。第1弾の製品提案はMP3レコーダで、10月ないしは11月の製品化を予定。今後、年4品目程度の開発企画を計画している。

　この企画の目的は、メーカーとエンドユーザーがコミュニケーションをとり、よりユーザーニーズに即した製品、サービスの開発を実現すること。ヤマハから提示された基本コンセプトをもとに、読者は掲示板などで意見を寄せる。また、ページ上で開発の進展や市場投入までの過程をリアルタイムに見ることができ、発表後も使い方の提案や、コンテンツの配信などを行なうという。

　第1弾として提示されるのは「MP3レコーダ」。基本コンセプトとして「操作が簡単」、「MP3に対応」、「重ね録りOK」、「コンパクト」、「屋外使用OK」の5点が挙がっている。

　ミュージックイークラブは、作曲や演奏を楽しむ人を対象にしたサイト。演奏データを公開できる「プレーヤーズ天国」、インターネットギターカラオケ「ネットで歌本」、PC用カラオケのダウンロードサービス「パソカラホーダイ」といったコンテンツを用意している。

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ミュージックイークラブ
http://www.music-eclub.com/
□「企画室」ページ(7月4日開始)
http://www.music-eclub.com/produce
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2002/02070301.html

(2002年7月3日)

[orimoto@impress.co.jp]