プロジェクタを中心に、AV機器やプレゼンテーション機器を展示する「InfoComm Japan 2002」が、今年も7月24日から26日まで開催される。入場料は1,000円。時間は10:00~18:00(最終日は17:00まで)。開催に先駆けて、概要やセミナー内容を紹介するプレス向けの発表会が行なわれた。 主催は日本工業新聞社とThe International Communications Industries Association(ICIA)。第3回目となる今回は、45,000人の来場者を見込んでいる。10日時点での出展社数は103社。 主な展示品は、ビジュアル機器やプレゼンテーション機器、オーディオ機器など。そのほかに、ブロードバンド関連技術や通信機器、各種ソフトウェアも展示する。総合プロデューサーを務める日本工業新聞社の石井義助氏は「ブロードバンドなどの新しい技術を取り入れることで、屋内外を問わず映像分野はさらに発展していくだろう」と、期待を語った。 また、発表会では、主催者が企画するイベントスペースやセミナープログラムの内容なども明らかにされた。 「ホームシアター キャッチアップスペース」は、家庭へのシアターシステム導入をサポートするコーナー。家具などを配置し、実際の住空間を再現したブースで展示や実演を行なう。また、スクリーンの違いを比較検討できるコーナーや初心者向けの入門講座、相談スペースなども用意される。 「Projection Side by Side “TOUCH-OUT”」は、各社のデータプロジェクタを横並びに設置し、画質や操作性などの比較検討ができるコーナー。 また、各ブースで催されたデモの内容を、展示会終了後にインターネットを利用して配信するサービス「Internet Exhibition “InfoComm Japan 2002”」も行なわれる。実施される期間は、展示会終了後から30日間。内容に関する質問や、資料請求なども行なえるという。 セミナー・プログラムでは、ホームプロジェクタ市場の動向を語るセッション、次世代のディスプレイをテーマにしたもの、各社プロジェクタの画質比較を行なうセッションなども予定されている。詳しいプログラムの内容などは公式サイトを参照してほしい。
また、会場では松下電器と協力し、携帯電話を使ったモバイルサービスを提供する。これはWebサイトを通じて登録することにより、携帯電話を入場券として使用できるというもの。会場入り口に設置された2次元コードリーダに、携帯電話の液晶画面を読み取らせることで入場を管理する。サービスに対応するのはiモードのみ。 さらに、携帯電話を使ったモバイルクレジットサービスも、会場内のロイヤルクロワッサンカフェにて実施される。これは携帯電話の画面を使用して、モバイル決済を行なうというもの。同店舗にて、コーヒーやクロワッサンなどを購入できる。なお、クレジットシステムにiアプリを使用しているため、対象となる機種は503i、503iS、504iの3機種となる。
(2002年7月10日) [yamaza-k@impress.co.jp] |
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