リコー、「DVD+VRフォーマット」対応アップグレードを8月から開始
―再生互換を維持しながら+RWへの追記や編集が可能


7月10日発表

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 株式会社リコーは、ATAPI内蔵型DVD+RW/Rドライブ「MP5125A」の同梱ソフト「neoDVD standard v2.6」の無償アップグレードサービスを開始すると発表した。これによりv4.0へアップグレードし、「DVD+RWビデオレコーディングフォーマット(DVD+VRフォーマット)」に対応する。

MP5125A
 対象はMP5125Aの登録ユーザー。アップデータは、neoDVDの発売元、長瀬産業株式会社のサイトからダウンロードできるようになる。ダウンロード開始は8月上旬以降となり、詳細が決まり次第、対象ユーザーにはメールで案内が届く。また、CD-ROMでの配布も実費で行なう予定。

 なお、DVD+RWドライブ「MP5120A/5122E」には、ソニックソリューションズの「MyDVD 3」が同梱さているがDVD+VRフォーマットへの対応日程が未定となっている。そのため、MyDVD 3ユーザー対しても、neoDVD standard v4.0のCD-ROMが実費相当で提供される。

 DVD+VRフォーマットは、DVD+RW/Rで規格化されたフォーマット。特徴は以下の通り。

  • DVDビデオプレーヤーとの再生互換を維持しながらDVD+RWディスクへの追記、編集が可能
  • アナログビデオやDVキャプチャしながら、ダイレクトにDVD+RW/Rディスクへ記録できる
  • DVD+VRフォーマットで記録済みのディスクに追記が可能
  • 将来発売予定のDVD+VR対応民生用レコーダと、書き出しおよび読み出しで相互互換性を持つ
 特に、従来のDVD-RWやDVD-RAMのビデオレコーディング(VRモード)と比べて、通常のDVDプレーヤーとの再生互換を維持しているのが大きな特徴。なお、アナログキャプチャにはWDM準拠のキャプチャ機器が、DVキャプチャにはOHCI準拠のIEEE 1394インターフェイスが必要となる。

□リコーのホームページ
http://www.ricoh.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ricoh.co.jp/release/cd-r_rw/DVD+VR/index.html
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(2002年7月10日)

[orimoto@impress.co.jp]

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