標準価格:オープンプライス
連絡先:サンタックユーザーサポートセンター サン電子株式会社のSCC分社は、国内初のブロードバンド専用ラジオ「BiBio(ビビオ、INR1000)」を9月10日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は3万円台半ばの見込み。また同社では、BiBioの発売にあわせ、ブロードバンド対応製品のブランド「SUNTAC BB(サンタック ビービー)」を立ち上げる。 BiBioは、インターネット上で放送されているラジオ放送専用の端末。背面にLANポートを備え、そこにブロードバンドモデムやルータを接続して使用する。同社は、米国のインターネットラジオポータルサイト「LIVE365.COM」と契約しており、約4万の放送局の中から約500局をBiBio専用のインデックスサーバーに登録。放送局のリストは随時更新される。 BiBioは起動時に専用のインデックスサーバーに接続し、放送局リストを取得。そこから好みの曲を選んで、インターネットラジオ局に接続する。本体には、5つのプリセットキーを搭載しており、気に入った放送局を最大5局まで登録することができる。 また、メモリースティックスロットも備えており、MP3(ビットレート8kbps~320kbps)と、Windows Media Audio(ビットレート48kbps~192kbps)ファイルを再生することも可能。また、USB 1.1端子も装備しているので、パソコンと接続してメモリースティックドライブとして使用できる。ただし、ラジオ放送をメモリースティックに録音したり、パソコンに転送するといったことはできない。 その他の機能として、未読メール数を確認したり、LAN経由でファームウエアのアップグレードが行なえる。現在のところ特に使用料金はかからないが、独自の個別認証機能を装備しており、有料コンテンツビジネスも構築できるという。 外形寸法は305×170×180mm(幅×奥行き×高さ)、重量約1.4kg。本体には240×64ドットのバックライト付き液晶を備える。出力2Wのステレオスピーカーを内蔵し、ヘッドフォンジャックも搭載している。
□サン電子のホームページ (2002年7月16日)
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