オンキヨー、サウンドカード「SE-120PCI」のXP対応ドライバを公開 ─制限付きながら正式版に

7月22日公開

　オンキヨー株式会社は、PCIサウンドカード「SE-120PCI」のWindows XP用WDMドライバを公開した。バージョンは5.12.1173で、ファイルサイズは約2.13MB。

　このドライバにより、「S/PDIF Inの詳細設定」で「Enable S/PDIF In」を有効にしても、S/PDIFから入力された音声のモニタリングが可能となる。また、「Enable S/PDIF In」と「Enable S/PDIF Out」を同時に設定したときのノイズの混入も解消される。

　なお、使用時には以下の制限がある。

• S/PDIF Inから録音する場合、再生側ミキサーのS/PDIFのミュートを外す必要がある
• PC上の音声をHDDへ録音する際、再生側ミキサーのS/PDIF Inをミュートにする必要がある
• 3Dサウンドは非対応
• 再生･録音ともに表示できるミキサーが増えるが、使用できるのは次の5つ
  • ボリュームコントロール Mixer
    　
    • WAVE S/PDIF In 　
    • SWシンセサイザ ライン入力 　
    • S/PDIF In マイク

  • CDオーディオ
    　
    • ライン入力 　
    • マイク

　SE-120PCIは、ESS TechnologyのMaestro M3iをサウンドチップに採用したサウンドカード。アナログ入出力用のRCAコネクタや、光/同軸デジタル入出力を備える。3月にWindows XP用β版ドライバが公開されたが、正式版の登場が待たれていた。

□オンキヨーのホームページ
http://www.onkyo.co.jp/
□ダウンロードページ
http://www.wavio.net/down/download.htm#se120
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(2002年7月23日)

[kumagai@impress.co.jp]