オーディオテクニカ、ハネナイトスタビライザー採用の高級ケーブル3種


7月21日発売

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 株式会社オーディオテクニカは、防振素材「ハネナイト」を採用して防振対策されたケーブルを7月21日に発売する。ラインケーブルとスピーカーケーブルがラインナップされ、価格は下表の通り。

型番 種類 長さ 価格
AT7726/5.0 ラインケーブル 5.0m 48,000円
AT7726/3.0 3.0m 33,000円
AT7726/2.0 2.0m 24,000円
AT7726/1.3 1.3m 19,000円
AT7726/0.7 0.7m 15,000円
AT7726/0.3 0.3m 12,000円
AT7714 スピーカーケーブル 計り売り 3,000円/1m
AT7715 3,600円/1m

■ラインケーブル

AT7726
 「AT7726」は、ケーブルの中心にハネナイトスタビライザーを入れることで振動を抑制する構造のラインケーブル。

 信号線の低域導体には純度純度99.99997%の無酸素銅と、単結晶状高純度無酸素銅を、高域導体には無酸素銅を使用し、PE絶縁体でカバー。2線間にはハネナイトスタビライザーを配し、両脇を電気特性に優れるというレオストマー絶縁体と、マグネシウムのヒゲ状の単結晶繊維ウィスカーを絶縁体に添加することで機械特性をマグネシウムウィスカーのスペーサーを左右それぞれ2芯で挟んだ6芯構造。この6芯を銅テープと無酸素銅でシールドし、耐熱PVCをシースにしている。

 また、プラグは金メッキ処理された非磁性体。ピンジャックへの圧着度を向上させるため、スリーブを回すことでチャックが締まるチャック式プラグを採用している。

構造図

【主な仕様】
静電容量48pF/m
芯線抵抗40mΩ/m
導体断面積0.46sq
導体集合径約φ0.9
AWG20相当


■スピーカーケーブル

AT7714
AT7715

 「AT7714」と「AT7715」は、両製品とも+/-線間にハネナイトスタビライザーを入れることで振動を抑制する3列構造のスピーカーケーブル。

 低域導体には純度99.99997%の無酸素銅と、単結晶状高純度無酸素銅、通常の無酸素銅を使用。この銅線をカバーするように高域導体の無酸素銅を配し、これをレオストマー絶縁体でカバーしている。なお、両製品の違いは特性で、特性値の違いは下表の通りとなっている。

 また、形状を+/-で非対称とすることで、触るだけで極性を判断できるシースを採用することで、アクセス性も高め、耐熱温度は90度となっている。

構造図
【主な仕様】
型番AT7714AT7715
静電容量29pF/m25pF/m
芯線抵抗10mΩ/m6mΩ/m
導体断面積2.0sq3.5sq
導体集合径約2.0mm約2.5mm
AWG14相当12相当


□オーディオテクニカのホームページ
http://www.audio-technica.co.jp/
□「AT7726」の製品情報
http://www.audio-technica.co.jp/products/caracc/cable/at7726.html
□「AT7714」の製品情報
http://www.audio-technica.co.jp/products/caracc/cable/at7714.html()
□「AT7715」の製品情報
http://www.audio-technica.co.jp/products/caracc/cable/at7715.html
【2月15日】オーディオテクニカ、8個1組のインシュレータ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020215/autech2.htm

(2002年7月24日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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