ソニー、インラインレイアウトのMICROMVビデオカメラ
―211万画素CCD、カールツァイスレンズ搭載


9月10日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーは、MICROMV方式のビデオカメラ「DCR-IP220K」を9月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20万円前後になる見込み。パッケージには、ACアダプタ、充電器、リモコン、8MBメモリースティック、PC接続キットなどが付属する。

 DCR-IP220Kは、1/3.6型211万画素CCDを搭載したMICROMV方式のハンディカメラ。カセット・メカデッキ部を小さくできるMICROMVの特長を活かし、レンズ軸、ファインダ、液晶モニタを一直線に並べたインラインレイアウトを採用している。

 撮影者の目線と撮像シーンがほぼ同一線上に並ぶため、「撮影者のイメージに忠実な撮影が可能」としている。外形寸法および重量は、98×136×75.5mm(幅×奥行き×高さ)、約520g(本体のみ)。

 メモリースティックへの静止画記録も可能で、解像度は1,600×1,200/640×480ドット。また、MPEG-1による352×240/144×96ドットの動画記録も行なえる。レンズはT*(ティースター)コーティングを施したカールツァイス「バリオゾナー」を搭載。ズーム比は光学10倍で、手ぶれ補正は電子式の「新アクティブイメージエリア方式」を採用している。

 液晶モニタはタッチパネル式の2.5型ハイブリッド液晶。バッテリには、従来モデルと同じインフォリチウムバッテリのFシリーズを使用する。また、暗闇での静止画記録時には、赤外線カットフィルタのON/OFFが自動で働く「ナイトフレーミング機能」を使用可能。さらに、ホログラフィックAFを搭載し、「フォーカス精度の高い静止画撮影が可能」としている。

 ズームリングを搭載し、静止画撮影時には「拡大フォーカス」を使用できる。これは、フォーカス調整中に画像の中心部を自動的に2倍に拡大する機能で、拡大表示時間は約2秒間。

 従来通り、Bluetoothによるワイヤレスインターネット接続が可能。さらに、別売りのUSB-PDCアダプタを使用することで、携帯電話を使ったインターネット接続もできる。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200207/02-0731/
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【2月12日】ソニー、MICROMV規格第2弾のビデオカメラ「DCR-IP55」
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(2002年7月31日)

[orimoto@impress.co.jp]

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