ソニー、デジタルコンテンツ著作権管理・配信技術「OpenMG X」
─プレイステーション 2などにも対応


8月7日発表



 ソニー株式会社は7日、デジタルコンテンツ向けの著作権管理、配信技術「OpenMG X」および同技術に対応したPC用音楽プレーヤーソフト「MAGIQLIP(マジクリップ)」を開発したと発表した

 OpenMG Xは、ソニー独自のDRM(Digital Rights Management:著作権保護、管理、配信)技術。再生期間や回数などの著作権管理情報を付与して暗号化するモジュール、著作権管理情報をユーザーへ配信するサーバーモジュール、対応アプリケーションを開発するためのクライアントモジュールから構成される。

 PCやメモリースティック機器、Net MDなどすでに市場に導入したOpenMG関連機器に加え、プレイステーション 2やAV機器、携帯機器にもコンテンツ配信先を拡大できるとしている。

 国内では株式会社レーベルゲートが、OpenMG Xを利用した音楽配信およびMAGIQLIP対応のサービスを8月中に開始する予定。また、米PressplayもOpenMG Xを利用したサービスを検討中という。

 ソニーでは「OpenMG Xをコンテンツ配信サービスを実現する開かれたプラットフォームと位置づけ、ハードウェアメーカーやソフトウェアベンダーにライセンスを提供することを検討する」としている。


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□レーベルゲートのホームページ
http://www.labelgate.com/
□Pressplayのホームページ(英文)
http://www.pressplay.com/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200208/02-035/
□関連記事
【8月7日】レーベルゲート、ソニーの「OpenMG X」技術を使った音楽配信サービス (Broadband Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/broadband/news/2002/08/07/labelg.htm

(2002年8月7日)

[kumagai@impress.co.jp]

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