ヤマハ株式会社は、本体にフロスト仕上げのアクリルパネルを採用した5.1chシステム「AVX-S80」を8月下旬に発売する。価格は7万円。同時に、AVX-S80とデザインをあわせたDVDプレーヤー「DVD-S80」も発売。価格は37,000円となっている。
■ AVX-S80 サラウンドデコーダ、AM/FMチューナを一体化したセンター部と、フロント/リア用サテライトスピーカー、センタースピーカー、5.1chアンプ内蔵サブウーファをセットにした製品。対応サラウンドフォーマットは、ドルビーデジタル、DTS、MPEG-AAC、ドルビープロロジック II。独自のCINEMA DSPおよびHiFi DSPも搭載している。アンプの総合出力は250W。 センター部の前面パネルには、フロスト仕上げのアクリルパネルを採用。「インテリアに溶け込むスタイリッシュなデザイン」としている。外形寸法は435×256×67mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。 入力端子は、コンポジット×4系統、光デジタル音声×3系統、アナログ音声×4系統。出力は、コンポジット×2系統、アナログ音声×1系統、6chアナログ音声×1系統、ヘッドフォンを装備する。 フロント/リアスピーカーは、新開発の5cm径ユニットを搭載する密閉型フルレンジスピーカー。同ユニットを2つ装備し、ツインドライブ方式としている。また、フェライト・ダブルマグネット、スチールフレーム、センターボール銅キャップ、カプトンボビンといった高音質化パーツを採用し、「ハイグレードな仕様になった」という。外形寸法および重量は、72×111×164mm(幅×奥行き×高さ)、0.9kg。再生周波数帯域は100Hz~30kHz。 センタースピーカーにも、フロント/リアと同じ5cm径ユニットを2つ使用している。再生周波数帯域は75Hz~30kHz。外形寸法は300×110×72mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.1kg。なお、フロント/リア、センターともに、音圧レベルは86dB、インピーダンスは6Ω。 サブウーファは、A-YST(アドバンスト・ヤマハ・アクティブサーボ・テクノロジー)を採用した出力50Wのアクティブタイプ。16cm径ユニットを搭載し、30Hzからの再生が行なえる。外形寸法および重量は、200×416×395mm(幅×奥行き×高さ)、11.2kg。
■ DVD-S80 AVX-S80との組み合わせを想定したDVDプレーヤーで、AVX-S80のリモコンでも操作可能。AVX-S80のアンプ部と同様、フロスト仕上げのアクリルパネルを前面に配している。再生可能なメディアは、DVDビデオ、DVD-R、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW。CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生にも対応する。 ディスクを一時取り出しても、同じ場所から再生を始める「ポジションメモリー」や、好みの画質を選択できる「シネマイメージモード」、2時間の映画を約40秒でサーチする「200倍速サーチ機能」を搭載。音質面では、192kHz/24bitのオーディオDAコンバータを採用し、「ソフトに込められたサウンドを高音質で送り出す」としている。 映像出力として、コンポーネント、D1、S映像、コンポジットを各1系統装備。音声出力は、光デジタルとアナログを1系統ずつ備えている。外形寸法は435×247.5×74.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.6kg。
□ヤマハのホームページ (2002年8月7日) [orimoto@impress.co.jp] |
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