標準価格:オープンプライス
連絡先:お客様ご相談センター ソニーは、マルチチャンネルSACDにも対応したDVD一体型5.1chシステム「DAV-S880」を10月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。 同時に、DAV-S880のスピーカーを変更した「DAV-S550」も発売。店頭予想価格は7万円前後と見られる。
■ DAV-S880
S800からデザインを大幅に変更したほか、新たにプログレッシブ出力に対応。D2出力端子を1系統備えている。また、ドルビーデジタル、DTSに加え、MPEG-AACとドルビープロロジック IIのデコードにも対応した。 さらに、サテライトスピーカーもユニット構成が2ウェイ3スピーカーから2ウェイ5スピーカーへ、インピーダンスが6Ωから3Ωへと変更されている。 マルチチャンネルSACDへの対応や、アルミ製のサテライトスピーカーといった部分はS800を踏襲。蓄光式のリモコンも継承された。なお、本体前面にはアルミ押し出し成型技術を利用し、継ぎ目のないラウンドフォルムを実現している。 再生可能なディスクは、マルチチャンネルSACD、DVDビデオ、CD-R/RW。アンプにはフルデジタルアンプの「S-Master」を引き続き採用する。最大出力は100W×6ch。また、同社のAVアンプに採用されている「シネマスタジオEXモード」を搭載するほか、ヘッドフォン鑑賞に適するという「ヘッドホンシアターモード」を装備している。 入力端子は、コンポジット×2系統、光デジタル音声×1系統、アナログ音声×2系統を装備。出力端子は、D2×1系統、S映像×1系統、コンポジット×2系統、光デジタル音声×1系統、アナログ音声×1系統。本体部の外形寸法は、約355×323×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.8kgとなっている。
サブウーファはパッシブタイプのバスレフ型を採用。ユニットは20cm径で、36~150Hzの低音再生が可能。インピーダンスは3Ωとなっている。外形寸法は約217×217×402mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.4kg。
■ DAV-S550 S880の下位モデルで、本体部は共通。付属スピーカーのみ異なり、約98×112×98mm(幅×奥行き×高さ)、約0.8kgのコンパクトなバスレフ型のアルミ製ユニットとなっている。ユニット構成は、フロントの2本が7cm径および1.5cm径の2ウェイ、センターとリア2本が7cm径フルレンジ。インピーダンスは4Ω。
また、サブウーファもS880より小型のものが付属する。使用ユニットは16cm径で、S880のバスレフに対して密閉式を採用し、周波数帯域は36~150Hzインピーダンスは3Ω。外形寸法および重量は、約217×217×302mm(幅×奥行き×高さ)、約4.6kgとなっている。
なお、DAV-S880/S550のオプションとして、シリーズ共通のデザインを採用したMDレコーダ「MDS-DAV1」も用意する。12月10日発売で、単品での使用も可能。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後と見られる。
最新のATRAC DSP「TYPE-S」を搭載するのが特徴で、標準(SP)モードだけでなく、MDLPモードでも高速かつ高精度の処理が行なえるという。TYPE-Sの採用は、6月発売のNet MD対応モデル「MDS-JE780」に続く第2弾。ただし、MDS-DAV1はNet MDには対応していない。 そのほか、録音済みMDの音声レベルを調整できるS.F(スケールファクター)エディット機能のほか、デジタルRECレベルコントロール、サンプリングレートコンバータなどを搭載する。 光デジタル音声入力とアナログ音声入力を各1系統装備。外形寸法は355×323×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.5kgとなっている。
□ソニーのホームページ (2002年8月22日) [orimoto@impress.co.jp] |
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