ケンウッド、THX Select、CS II対応の6.1ch AVアンプ
―5.1chスピーカーセットも発表


9月中旬より順次発売

標準価格:オープンプライス

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 株式会社ケンウッドは、THX Select準拠の6.1ch AVアンプ「KRF-X9060D」を9月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後になる見込み。

 また、ホームシアター用5.1chスピーカーセット「KSW-2600HT」も10月中旬に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後と見られる。


■ KRF-X9060D

KRF-X9060D
 6.1chのAVアンプで、サラウンドモード時の最大出力は各チャンネル100W。パワーアンプはディスクリート構成で、「究極の動特性を実現した」という「Liner TRAIT」も採用。パワーアンプのうち1台は、サラウンドバックとサブウーファチャンネルに切り替えられる。

 THX Selectに準拠し、ドルビーデジタルEXとドルビーデジタル5.1chの再生時には、製作者の意図に沿ったサラウンド効果が期待できるという。さらに、DTS-ES(ディスクリート)、DTS Neo:6、CS II(サークルサラウンド II)のデコードも行なえる。

 Analog Devicesの32bit DSP「Melody32」を搭載。独自DSPモードとして、「ARENA」、「JAZZ CLUB」、「THEATER」、「STADIUM」、「DISCO」を選択できる。

 再生ソースに合わせて周波数特性を設定できる「Active EQ」を装備。「Music」は低域から高域までをバランス良く鳴らし、「Cinema」は迫力ある効果音を演出するという。また、スピーカーのサイズ(Small、Medium、Large)に応じて特性をコントロールできる「Speaker EQ」も搭載する。

 映像入力は、コンポーネント×2系統、S映像×5系統、コンポジット×5系統を装備。映像出力には、コンポーネント×1系統と、S映像×2系統、コンポジット×2系統を備えている。

 音声入力として、同軸デジタル×2系統、光デジタル×2系統、アナログ2ch×8系統を搭載。出力は、光デジタル×1系統、アナログ2ch×2系統となっている。8chのプリアウトも装備。ルームB出力として、2chプリアウトとコンポジット出力も備える。スピーカー端子はバナナプラグに対応する。

 外形寸法および重量は、440×391.5×159mm(幅×奥行き×高さ)、11.6kg。DVDプレーヤー、ビデオデッキ、テレビのほか、同社製のMDデッキ、CDプレーヤーなどを制御できるジョイスティック付きリモコンも付属する。


■ KSW-2600HT

KSW-2600HT
 フロントL/R、センター、サラウンド(L/R)の各スピーカーとアクティブサブウーファのセットモデル。

 サテライト5本には8cmコーン型のフルレンジユニットを採用し、センターのみ密閉型。そのほかはバスレフ型を採用する。インピーダンスは全スピーカーとも8Ω。最大入力も60Wと共通している。

 フロントスピーカーおよびサラウンドスピーカーの外形寸法は、111×129×156mm(幅×奥行き×高さ)、重量はフロントが0.9kg、サラウンドが0.7kg。再生周波数帯域はともに120Hz~20kHzとなっている。センタースピーカーは252×129×111mm(同)、1kg、150Hz~20kHz。

 サブウーファはバスレフ型で、160mmコーンを最大出力50Wのアンプで駆動する。クロスオーバー周波数は50Hz~200Hz。外形寸法および重量は、174×326×320mm(幅×奥行き×高さ)、8.1kgとなっている。

□ケンウッドのホームページ
http://www.kenwood.com/jhome.html
□ニュースリリース
http://www.kenwood.com/j/press/press20020905_2.html

(2002年9月5日)

[orimoto@impress.co.jp]

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