松下、世界最長再生のWMA/MP3対応ポータブルCDプレーヤー

　松下電器産業株式会社は、WMA/MP3対応ポータブルCDプレーヤー「SL-CT800」を10月1日に発売する。同時に、MP3対応の「ST-CT700」も発売。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格はCT800が18,000円前後、CT700が15,000円前後と見られる。

■ SL-CT800

上からシルバー、ブラック

　外形寸法134.4×134×16mm(幅×奥行き×高さ)、重量約136g(本体のみ)のポータブルCDプレーヤー。WMA、またはMP3形式で記録したCD-R/RWの再生にも対応している。カラーはシルバー(-S)とブラック(-K)。なお、ID3タグ表示(英数字のみ)が可能なバックライト付き液晶リモコンが付属する。

　付属電池の連続再生時間は、CD-DAが約26時間、MP3が約38時間、WMAが約36時間。単3アルカリ電池併用時のMP3再生は約120時間で、世界最長としている。対応ビットレートは、MP3が32～320kbps、WMAが32～192kbpsとなっている。

	マグネットタッチアダプター

　本体とACアダプタの接続は、マグネット式の「マグネットタッチアダプター」で行なう。取り外しや取り付けがワンタッチで行なえるため、「面倒な充電がよりスムーズに行なえる」という。また、動作状態や電池残量をインジケータで表示する「キーイルミネーション」も採用。再生中のフォーマットも発光色で判断できる。

　MP3、WMA再生時には、好みのアルバムから再生する「アルバムスキップ」や、アルバム内の曲だけを再生する「アルバムモード」が利用可能。そのほか、音飛び防止機能「アンチスキップシステム」、重低音を再生するという「S-XBS回路」などを搭載している。ヘッドフォン端子のほか、アナログ/デジタル兼用の出力端子を装備する。

■ SL-CT700

左上から時計回りにシルバー、ホワイト、レッド、ブルー

　CD-DAとMP3再生に対応するポータブルCDプレーヤー。外形寸法および重量は、134.4×134×18.6mm(幅×奥行き×高さ)、約157g(本体のみ)。カラーバリエーションとして、シルバー(-S)、ブルー(-A)、ホワイト(-W)、レッド(-R)の4色をラインナップする。

　CT800同様、アンチスキップ機能やキーイルミネーション、ID3タグ表示(英数字のみ)対応のバックライト付き液晶リモコンを採用。付属充電池での電池持続時間は、CD-DAが約11時間、MP3が約17時間。

　また、「アンチスキップシステム」や「S-XBS」回路のほか、MP3再生時に機能する「アルバムスキップ」、「アルバムモード」も搭載している。

□松下電器産業のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□「SL-CT800」のニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020909-3/jn020909-3.html
□「SL-CT700」のニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020909-2/jn020909-2.html
□関連記事
【8月7日】松下、MP3対応ポータブルCDプレーヤー
―スピーカー付き充電スタンドも付属
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020807/pana.htm
【1月23日】松下、薄型CDフォルムのポータブルCDプレーヤー
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020123/pana2.htm
【2001年10月3日】松下、連続再生約150時間のポータブルCDプレーヤー
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011003/pana2.htm

(2002年9月9日)

[furukawa@impress.co.jp]