松下電器産業株式会社は、プログレッシブDVD-RAMの再生に対応したDVDプレーヤー一体型5.1chシステム「SC-MT1」を12月1日に発売する。価格は77,000円。 SC-MT1は、DVDプレーヤー、サテライトスピーカー、マルチチャンネルアンプ内蔵のサブウーファをセットにした製品。DVDプレーヤー部は、DVDビデオ、DVDオーディオ、DVD-RAM、DVD-R、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW、MP3、WMAの再生に対応し、AM/FMチューナも内蔵する。 映像はプログレッシブ再生が可能。入力端子として、D4×1系統、出力端子にコンポーネント(RCA)、D4(BS入力に対して)、S映像、コンポジットを各1系統備える。 音楽CDをDVDオーディオに迫る高音質で再生するという「デジタル・リマスタープロセッシング」や、圧縮音声用の「コンプレッション・デジタル・リマスター・プロセッシング」を採用。ディスク30枚まで好みの音場効果を記憶できる「カスタムサウンドメモリー」も設定できる。
DVDプレーヤー部の外形寸法および重量は、280×316.2×67mm(幅×奥行き×高さ)、約2.4kg。デザインテイストを同社のデジタルハイビジョンチューナ「TU-BHD300」などと合わせたという。 アンプはサブウーファ部に内蔵する。最大出力は、フロントが30W×2chとリアが38W×2ch、センターが54W、サブウーファが120W。また、スピーカーの特性に応じて歪みの少ない周波数帯域をブーストし、歪みの大きい周波数帯域での歪みの改善を行なう「アクティブ・カレント・フィードバック回路」を採用している。「スピーカーの再生能力を低域まで広げることが可能」としている。 ドルビーデジタル、DTS、MPEG-2 AACのデコードに対応するほか、臨場感あふれる音質を再現するという「SFC機能」を搭載。せりふを聴きやすくするという「センターフォーカス」や、「ダイアログ・エンハンサー」も備えている。 サブウーファ部の外形寸法は、156×424×457mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約10.8kg。再生周波数帯域は、40Hz~220Hz(-16dB)、45Hz~180Hz(-10dB)となっている。フロント/リアスピーカーは110×133×226mm(同、スタンド含む)、センターは181×133×139mm(同)。重量はどちらも約0.93kgとなっている。
□松下電器のホームページ (2002年9月10日) [orimoto@impress.co.jp] |
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