|
パイオニア株式会社は、DVDオーディオとSACDマルチチャンネル両対応のホームシアターシステム「HTZ-1500DV」を11月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20万円前後の見込み。テレビの操作が可能なプリセットリモコンと、サテライトスピーカー用のスタンドが付属する。 同時に、1000DVからスピーカースタンドを省略した「HTZ-1000DZ」と、プラズマテレビ向けのAVラック「B-DV1500」も発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1000DZが16万円前後、B-DV1500が8万円前後と見られる。
HTZ-1500DVと同1000DVは、プログレッシブDVDプレーヤー内蔵の本体部、サテライトスピーカー×4、センタースピーカー、アクティブサブウーファを組み合わせたホームシアターセット。 再生可能なディスクは、DVDオーディオ、SACD、SACDマルチチャンネル、DVDビデオ、DVD-R/RW、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW。DVDオーディオとSACDマルチチャンネルの両方に対応するのは、ホームシアターシステムとして初としている。DVD-RWのVRモードや、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生も可能。AM/FMチューナも搭載している。 108MHz/12bitのビデオDAコンバータを搭載するほか、2-3プルダウン方式の「ピュアシネマ・プログレッシブスキャン回路」を内蔵。サラウンド機能は、ドルビーデジタル、DTSに加え、ドルビープロロジック II、MPEG-2 AACもデコードできる。加えて、8種類のアドバンスドサラウンドモードも装備。アンプはサブウーファ部に内蔵し、総合出力は450Wとなっている。 そのほか、「スーパーファインフォーカス・デジタルフィルタ」や、コンポーネント信号を最適なパラメータに設定するという「コンポーネントフレームデジタルノイズリダクション・PRO」を採用。モスキートノイズリダクションとブロックノイズリダクションも搭載している。 本体部の表示ディスプレイはセパレート式で、表示には有機ELを使用。また、取り外しが可能な木目調のサイドパネルも付属する。入力端子は、S映像/コンポジット×3、同軸デジタル×1、光デジタル×1、アナログ音声×4。出力端子は、D2×1、S映像/コンポジット×2、光デジタル×1、アナログ音声×1を搭載。本体部の外形寸法は380×299×71mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.1kg。 スピーカー端子は色分けされ、アンプ背面に装備した同色の端子に接続する。サテライトスピーカーは、8.7cm径ミッドレンジと2.6cm径ツイータの2ウェイ2スピーカー。キャビネットにはアルミ押し出し材を使用し、60kHzまでの再生に対応している。外形寸法は120×85×155mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.1kg。 センタースピーカーのユニット構成は、15×6cmのミッドレンジと2.6cm径ツイータ。外形寸法および重量は、270×85×78mm(同)、1.2kg。サブウーファは18cm径ユニット搭載のバスレフ型。外形寸法および重量は、191×436×395mm(幅×奥行き×高さ)、13kg。 なお、1500DVのみに付属するスピーカースタンドは、サテライトスピーカーと同じアルミ製。「美しいデザインでインテリアを演出する」としている。また、同社製プラズマテレビとの組みあわせを推奨する「B-DV1500」は、ツートンカラーのキャスタ付きAVラック。外形寸法は1,080×470×458mm(幅×奥行き×高さ)、重量は49kgとなっている。
□パイオニアのホームページ (2002年9月13日) [orimoto@impress.co.jp] |
I |
|
| 00 | ||
| 00 | AV Watchホームページ | 00 |
| 00 | ||
ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp
