ヴァージン、Amazonのプラットフォームを利用した新サイトを開設 ―店舗と同様の「割引ポイント」も導入

ヴァージン・メガストアーズ・ジャパンのWebサイト

9月19日開設

ヴァージン・メガストアーズ・ジャパン 常務取締役 田巻恒雄氏

　株式会社ヴァージン・メガストアーズ・ジャパンとAmazon.co.jpは19日、ヴァージン・メガストアーズ・ジャパンのWebサイト「Virginmega.co.jp powered by Amazon.co.jp」を開設したと発表した。

　今回のリニューアルオープンは、両社が6月に発表した「ONLINE SHOP分野における業務提携」を受けたもの。ヴァージン・メガストアーズ・ジャパンはAmazon.co.jpのECプラットホームを利用することで、CDやDVD、書籍、ゲームソフトといった約400万タイトル以上の品揃えを誇る通販サイトとなる。

　ヴァージン・メガストアーズ・ジャパンの田巻常務取締役は、「リアル店舗のお客様はもとより、オンラインのお客様にも世界最高のシステム力、商品力、情報力、サービス力を持ったプラットフォームを提供できる」と語り、新サイト成功に向けての自信を見せた。

　WebサイトのインターフェイスはAmazon.co.jpと基本的に同じで、品揃えや価格にも大きな違いはない。また、仕入れや販売、配送、カスタマーサービスもAmazon.co.jpが担当する。さらに、Amazon.co.jpで実施されている「カスタマーレビュー」や「マイページ」、「1-Clickオーダー」などの機能も利用できる。

　virginmega.co.jp独自のコンテンツは、各店舗で実施されるキャンペーンやイベント情報などを紹介する「メガストアイベント」、店舗の地図や連絡先などを表示する「バージンネットワーク」などを用意。今後も音楽情報などを中心に、独自のコンテンツを増やしていくという。

　また、オンラインで買い物をした場合でも、店舗と同様の「割引ポイント」が発生するシステムも実施される。詳細の決定は10月以降となるが、定期的にメールで送付される購入の履歴を店舗に持参することで、ポイントが蓄積されたカードを入手できるという。

　今後、ヴァージン・メガストアーズ・ジャパンは、実店舗やヴァージンシネマなど、グループ各社のネットワークを使用して同サイトの告知をしていく予定。また、プラットフォームを提供するAmazon.co.jpにとっても、新たな顧客層を開拓できる利点があるという。

□ヴァージン・メガストアーズ・ジャパンのホームページ
http://www.virginmega.co.jp/
□Amazon.co.jpホームページ
http://www.amazon.co.jp/
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【2002年6月25日】VirginとAmazon.comが提携、米国版ECサイトにAmazonのシステムを導入
年内に日本でも展開予定 (INTERNET Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0625/virama.htm

(2002年9月19日)

[yamaza-k@impress.co.jp]