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株式会社東芝は、ワイヤレス伝送機能を搭載した液晶テレビ「液晶"FACE"ワイヤレス」2機種と、ワイヤレス伝送機能を搭載しない液晶テレビ「液晶"FACE"」1機種を発売する。価格と発売日は以下のとおり。
● 液晶"FACE"ワイヤレス 液晶"FACE"ワイヤレスは、映像・音声を送信する「ワイヤレスステーション」と、映像・音声を受信するディスプレイで構成される。20V型と14V型の2サイズが用意されるが、画面サイズ以外に大きな違いはない。 ワイヤレスステーションには地上波チューナを内蔵しており、テレビ番組または外部入力の映像と音声を、ビットレート6MbpsのMPEG-2にエンコードしてディスプレイに電波で送信する。ワイヤレスステーションには、コンポジット入力と、S映像入力を各2系統装備。また、「リモコンパススルー」機能により、DVDプレーヤーや、ビデオデッキなどのリモコンをディスプレイに向けて操作すると、離れた場所に置いたプレーヤーや、デッキなどを操作することも可能。 なお、ディスプレイ部はバッテリ駆動はできず電源を接続する必要があるので、完全なワイヤレス運用はできない。また、フロアースタンドや、壁掛け用金具がオプションで用意される。 液晶パネルは20V型、14V型とも新開発で、解像度は640×480ドット。応答速度は16ms、輝度は450cd/m2、視野角は上下・左右160度となっている。さらに、外光の映り込みを低減するという「NEWブラックコート」も採用している。 スピーカーは、専用のボックスユニットに収納しディスプレイの下部に配置。「スリムな外観で、クリアな音声を楽しむことができる」としいる。また、ディスプレイ部にもビデオ入力と、S映像入力を装備している。
● 液晶"FACE"
液晶"FACE"「20LC10」は、20LF10から無線伝送機能を省いたモデル。その代わりに、D1端子を1系統搭載している。
使用パネルは同じで、応答速度16msの「ハイスピードレスポンスパネル」。新ブラックコートも採用している。その他の仕様は同じで、スピーカーや、外形寸法、重量なども同一となっている。
□東芝のホームページ
(2002年9月19日)
[furukawa@impress.co.jp]
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