クリエイティブメディア株式会社は、24bit/192kHz出力に対応したサウンドカード「Sound Blaster Audigy 2」を10月上旬より発売する。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。 カードとオプションカードをセットにした「Sound Blaster Audigy 2 Digital Audio」と、5インチベイ用のフロントアクセスユニットと、赤外線リモコンが付属する「Sound Blaster Audigy 2 Platinum」の2製品が用意される。価格は「Digital Audio」が18,800円、「Platinum」が29,800円。
新チップ「Audigy2」や「24bit ADVANCED HD」と呼ばれる新技術を採用したサウンドカード。新たに、24bit/192kHz(ステレオ)、24bit/96kHz(5.1ch)のDVDオーディオ再生をサポートした。S/N比は106dB。THX認定を取得したほか、ドルビーデジタル EXにも対応した。EAX/EAX ADVANCED HDのハードウェアアクセラレーションにも対応する。 再生対応サンプリングレートは、8/11.025/16/22.05/24/32/44.1/48/96kHz(5.1ch)で、ステレオ時は192kHzにも対応する。デジタル出力は24bit 48/96kHz、レコーディング時には、8/16/24bitで8/11.025/16/22.05/24/32/44.1/48/96kHzの各レートに対応している。マルチトラックレコーディングドライバ「ASIO」もサポートする(2.0は非対応)。 インターフェイスは、ライン出力×3(6.1ch)やデジタルDIN(5.1ch同軸デジタル出力)、ライン入力、マイク入力、TAD入力、IEEE 1394×1(SB1394)などを装備する。また、「Digital Audio」ではアドオンカードに光デジタル入出力を装備、「Platinum」ではヘッドフォン端子やミニMIDI DIN入出力、光デジタル入出力(光角型)、同軸入出力ピンジャック、AUXピンジャック入力(L/R独立)、IEEE 1394(SB1394)などを備えている。 プレーヤーソフト「Creative Media Source Player」では、DVDオーディオの再生やMP3ファイル作成、CD-R作成などが可能。そのほかにも異なるボリュームレベルでリッピングしたMP3ファイルを均一なボリュームで再生する「SVM(Smart Volume Management)」、ノイズ除去機能付「Audio Clean-UP」などを備えている。 また、上位モデルの「Platinum」では、シーケンスソフト「Cubasis VST 4.0 Creative Edition」やビデオ編集ソフト「VideoStudio 5.0 SE DV」などが付属する。
また、あわせて、ドルビーデジタル EX出力に対応した、6.1chスピーカーシステム「Creative Inspire 6.1 6600」を11月より発売する。価格はオープンプライス。 Audigy 2に最適化したスピーカーで、出力は左右フロント、リア、リアセンターが8W、センタースピーカーが20W、サブウーファが22W。周波数特性は40Hz~20kHz。 □クリエイティブメディアのホームページ http://japan.creative.com/ □ニュースリリース http://japan.creative.com/company/press/2002/020924-audigy2.asp □製品情報 http://japan.creative.com/products/technology/audigy2/ □関連記事 【2001年8月24日】クリエイティブ、新チップ「Audigy」搭載のサウンドカード ~24bit/96kHzの入出力、ドルビーデジタルに対応 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010824/creative.htm 【2001年9月17日】【DAL】新チップ搭載「Sound Blaster Audigy」 ~ 実際のところ、買う価値はあるのか? ~ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010917/dal27.htm (2002年9月24日) [usuda@impress.co.jp] |
I |
|
00 | ||
00 | AV Watchホームページ | 00 |
00 |
ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp