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日本テキサス・インスツルメンツ株式会社は25日、コンテンツ保護機能を搭載したIEEE 1394システムチップ「TSB43CA43A(iceLynx-Micro)」を発表した。10月中旬より量産出荷される。 AVレシーバとDVDオーディオ/SACDプレーヤーとの間で、デジタルオーディオデータをIEEE 1394経由で転送するためのシステムチップ。50MHzのARMコアをベースに、IEEE 1394のトランザクション層やコンテンツ保護規格「Digital Transmission Content Protection(DTCP)」の認証/暗号鍵交換などの機能を搭載する。 DVDオーディオのソフトは著作権保護方式「CPPM(Content Protection for Pre-Recorded Media)」によって保護されているため、レシーバへの出力時にアナログ変換や、ダウンミックスなどが必要となっていた。「TSB43CA43A」では、DTCP規格をサポートすることで、CPPMで保護されたコンテンツでもIEEE 1394でデジタル転送が行なえる。 また、従来、DVDオーディオ/SACDプレーヤーでの5.1ch出力時には、6本のケーブルが必要となっていたが、「TSB43CA43A」を搭載することで、1本のIEEE 1394ケーブルで5.1ch出力が可能となる。また、DTCPをサポートしない「TSB43CB43A」もあわせて発表される。1,000個ロット時単価は15ドル。 なお、「TSB43CA43A」は、米国で今秋発売予定のパイオニア製のDVDプレーヤー「DV-47Ai」とAVアンプ「VSX-49TXi」に採用される。 □日本TIのホームページ (2002年9月25日) [Reported by usuda@impress.co.jp] | I |
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ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp