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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社デジオンは、マルチトラック波形編集ソフト「DigiOnSound3(デジオンサウンド3)」と、廉価版の「DigiOnSound3 Express」を11月8日に発売する。価格は「DigiOnSound3」の通常版が45,000円、アカデミック版が19,800円、「DigiOnSound3 Express」が9,800円。いずれのソフトも、対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。 なお、「DigiOnSound2」までは開発をデジオンが行ない、販売は株式会社ジャストシステムが担当してきたが、今回の「DigiOnSound3」と「DigiOnSound3 Express」からは、販売もデジオンが担当する。 両製品は、パソコンに取り込んだ複数の音声を波形で表示し、マルチトラックで編集できるソフトウェア。前バージョン「DigiOnSound2」との違いは、新たにOgg Vorbisとmp3PROフォーマットに対応したこと。 また、ノイズリダクション機能を充実。カセットテープなどの雑音を除去する「ヒスノイズリダクション」や、アナログレコードの針飛び音を除去する「クラックルノイズリダクション」、電源ノイズを除去する「ハムノイズリダクション」を搭載する。さらに、CDライティング機能も備えており、このソフトだけでアナログデータの高品位なデジタル化が可能としている。 【DigiOnSound3】
Ogg Vorbisとmp3PROに加え、MPEG-1/2フォーマットにも対応。「DigiOnSound2」は量子化ビット数のサポートが8/16/24/32ビットだったが、新たに20ビットにも対応した。さらに、周波数の解析データをCSV形式で保存する機能を搭載し、ASIOドライバにも対応している。
サンプリング周波数は2~192kHzに対応。20種類のエフェクトを内蔵するほか、VSTプラブインなどの外部エフェクトも使用できる。 対応フォーマットは、DigiOnSound、WAVE、MP3、mp3PRO、WMA、Ogg Vorbis、AIFF、AU、RAW、音楽CD(読み込みのみ)、AVI、AVI2.0、DV AVI(Type1/2)、RealMedia、(保存のみ)、MPEG-1/2、MPEG Audio Layer2、QuickTimeとなっている。 【DigiOnSound3 Express】
「DigiOnSound3」の機能を簡略化したソフト。エフェクトチェインと周波数分析機能が省かれるほか、プラグインエフェクトにも非対応となる。さらに量子化ビット数も8/16ビットのみのサポートとなり、「DigiOnSound3」では無制限だったサウンドトラック数も6トラックに制限される。
また、RealMedia(保存のみ)、MPEG-1/2、MPEG Audio Layer2、QuickTimeに対応せず、ASIOドライバにも対応しない。さらに、エフェクトの1つ「FFT(Fast Fourier Transform)イコライザ」が搭載されない。といった違いがある。
□デジオンのホームページ
(2002年10月16日) [yamaza-k@impress.co.jp]
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