アイ・オー、ビデオ入力端子を備えたMPEG-4カメラ －無線LAN/PHSカードでネットワーク配信も可能

TSR-MS4

11月上旬発売 標準価格：65,800円 連絡先：ご購入案内窓口 　　　　　Tel.03-4288-1039

　株式会社アイ・オー・データ機器は、MPEG-4ネットワークカメラ「TSR-MS4」を11月上旬より発売する。価格は65,800円。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。

　MegaChips製MPEG-4エンコーダチップ「MA55132」を搭載し、内蔵のカメラ/マイクの映像/音声をリアルタイムで変換、ネットワーク配信できるMPEG-4カメラ。

　カメラは1/5インチ10万画素CMOSを採用し、レンズは単焦点(F.2.8)。記録解像度は、352×288/176×144/128×96ドットで、3段階の画質設定が可能。フレームレートは30fps。MPEG-4(ASF)での動画記録のほか、JPEGでの静止画記録にも対応する。マイクはモノラルで、音声圧縮形式はG.726、GSM-AMR。

　Ethernet(10BASE-T)を装備し、ネットワークを介した映像配信が可能なほか、付属のユーティリティを用いて本体を操作したり、モニタリングなどが行なえる。モニタリングユーティリティは最大4台の「TSR-MS4」を制御可能となっている。

　また、CF Type2スロットも装備。CFカードやmicrodriveに撮影したデータを記録できるほか、CF型の同社製無線LANカードやPHSカードを装着し、ワイヤレスで撮影データの転送も可能になっている。

　さらに、装着したPHSカードにコールすることで、「プロバイダに接続」→「FTPなどで画像をアップロード」→「回線切断」といった一連の動作が行なえる「PPPトリガー機能」も搭載している。なお、サポート対象の無線LANカードやPHSカードについては、同社ホームページで公開している。

　また、コンポジット入力端子とマイク入力端子を装備し、自作ビデオコンテンツなどをインターネット配信することもできる。通信プロトコルはHTTP/FTP/PPP/PPPoE/DHCP/SMTPなどをサポートする。同時アクセス数は最大5アクセス。

　消費電力は最大10W。外形寸法は50×70×180mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約390g。壁掛け用のブラケットが付属する。

□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.co.jp/news/200210/tsr-ms4.htm
□製品情報
http://www.iodata.co.jp/products/plant/2002/tsr-ms4/index.htm

(2002年10月28日)

[usuda@impress.co.jp]