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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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NECビューテクノロジー株式会社は7日、DLPシネマプロジェクタ「m10i」の発売を発表した。11月7日から受注活動を開始する。システムでの納入を前提としているが、本体のみで1,200万円前後の価格を予定している。 m10iは、英Digital Projection International(DPI)と共同開発した製品で、投影デバイスに0.9型DMD素子3枚を搭載。光源として2kWのキセノンランプを使用し、コントラスト比は1,200:1となっている。 プロジェクタ部とランプコンソールを世界で初めて一体化。従来のDLPシネマプロジェクタに比べ、容積比で約半分となる600×850×687mm(幅×奥行き×高さ)、重量約90kgを実現している。横幅が短いため、既存のフィルムプロジェクタの横などにも設置できるほか、オプションのキャスタ付きスタンドへの設置も可能。スタンドは、高さ、傾きの調整でき、サーバーなどを収納するためのスペースも備えている。レンズを天井に向ける垂直置きにも対応する。 また、同社製のレンタル・ステージング用プロジェクタで採用するモジュール型ランプボックスを採用。プロジェクタ後部からのランプ交換が可能なので、「狭い場所でのランプ交換が容易」としている。 レンズシフト機構を搭載し、ズーム位置やシフト位置を記憶する「レンズメモリー機能」を装備。ランプ出力を制御する機能も備えている。 また、米Texas Instrumentsが提唱するデジタルシネマ規格「DLP Cinema」の各機能を搭載。セキュリティマネジメントの「CineLink」、字幕や歪み補正などの「CineCanvas」、カラー補正の「CinePallette」、コントラストの「CineBlack」を装備する。 映像入力端子は、DVI×1、HDSDI×1。オプションとして、ビデオ、アナログRGB入力などを備えた「マルチメディアボックス(仮称)」も用意する。
□NECビューテクのホームページ (2002年11月7日) [orimoto@impress.co.jp]
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