オーディオテクニカ、MCカートリッジ「ATシリーズ」の40周年モデル

11月21日発売 標準価格：8万円 連絡先：相談窓口 　　　　　Tel.042-739-9161

　株式会社オーディオテクニカは、MC型ステレオカートリッジ「AT33R」を限定生産し、11月21日に発売する。価格は8万円。

　同社の「AT33シリーズ」の集大成として企画されたモデル。構成部品を見直したほか、付属のヘッドシェルも専用設計となっている。また、従来のAT33シリーズ同様、2枚ダンパー方式を採用する。

　チタン酸カリウム混合樹脂のVCモールド、制振塗料の塗布、ハネナイトを使用したヘッドシェルとチタン配合ハウジングなど、強度と防振に配慮。また、金蒸着ボロンムクテーパードカンチレバーをショート化し、「音をより忠実に伝播する」としている。ヘッドシェルの重量は27g(重量シリンダ)、23g(軽量シリンダ)。カートリッジ本体は7g。

　針圧は1.6～2.0g。マイクロリニア針を使用し、約1,000時間の安定再生が可能という。また、コイルのサブリード線に6N-OFC、ターミナルピンにPCOCC(Pure Copper by Ohno Continuous Casting process)を採用。マグネットはネオジウムで、再生周波数範囲は15～50kHzとなっている。

□オーディオテクニカのホームページ
http://www.audio-technica.co.jp/
□製品情報
http://www.audio-technica.co.jp/products/cartridge/at33r.html
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(2002年11月22日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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