ビクター、業界初のS-VHS一体型DVDシアターシステム

12月上旬発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：お客様ご相談センター 　　　　　Tel.03-5684-9311

　日本ビクター株式会社は、業界初のS-VHSビデオ一体型DVD5.1chシステム「TH-W1」を12月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は7万円前後になる見込み。

　プログレッシブDVDプレーヤー、S-VHSビデオ、サラウンドデコーダなどを一体化した本体部と、5.1chアンプ内蔵のサブウーファ、サテライトスピーカー×5本をセットにした製品。同社では、「S-VHS内蔵型は、オールインワンタイプのDVDシアターシステムとして初の製品化」としている。

　DVDプレーヤー部は、DVDビデオ、ビデオCD、CD-R/RWの再生が可能。CD-R/RWに記録したMP3やJPEGファイルの再生にも対応している。また、独自の「デジタルダイレクトプログレッシブ回路」によるプログレッシブ出力も可能。ビデオDAコンバータは、54MHz/10bitのものを搭載する。

　ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック II、AACのデコードに対応。サブウーファ部のアンプ出力は、サテライトが24W×5ch、サブウーファが115W(ともに4Ω時)。サブウーファはバスレフ型の21cm径、サテライトはバスレフ型8cm径フルレンジを採用する。

　S-VHS部は、VHSテープに水平解像度400本以上の記録が可能な「S-VHS ET」に対応し、DVD再生中のVHS録画も可能。Gコード予約やBSデジタルリンク予約も利用できる。予約数は1カ月8番組。

　本体部の入力端子は、S1映像×2、コンポジット×2、光デジタル音声×1、アナログ音声×2。出力は、D2(DVD専用)、S1映像、コンポジット、光デジタル音声、アナログ音声を各1系統備える。

　外形寸法および重量は、本体部が435×352×98mm(幅×奥行き×高さ)、4.8kg。サブウーファが235×478×354mm(同)、約9.6kg。サテライトスピーカーが103×99.5×114mm(同)、約500g(1本)となっている。

□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/products/hifi/TH-W1.html

(2002年11月21日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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