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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本テキサス・インスツルメンツ株式会社は26日、ハイエンド・オーディオ製品向けのD/Aコンバータ(DAC)「PCM1792」を発表した。2003年3月より量産出荷が開始され、1,000個ロット時の単価は13ドルからとなっている。 「PCM1792」は、業界最高のダイナミックレンジ132dBを実現し、DVDオーディオやSACDの音源をより原音に近い音質で再現できるとしている。ファミリ製品として、SACD信号の専用入力端子を装備した「DSD1792」も同時に提供が開始される。 同社が独自に開発したDACアーキテクチャ「Advanced Segment方式」を採用し、定電流源によるマルチレベル構成とすることで、高いダイナミックレンジ性能を実現し、クロック・ジッタ耐性も改善。また、SACDの優位性を生かす「アナログFIRフィルタ」もあわせて実現している。 同社では、AVアンプやユニバーサルプレーヤー、業務用ミキシングコンソールなどへの応用を見込んでいる。
・ダイナミック・レンジ 132dB(9.0Vrms モノラルモード) 129 dB(4.5Vrms ステレオモード) 27dB(2.0Vrms ステレオモード) ・サンプリング・レート:192kHz ・THD+N: 0.0004% ・分解能:24bit(PCM) ・DSDおよびPCMフォーマットに対応 □日本TIのホームぺージ (2002年11月26日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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