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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ソニーは、ポータブルオーディオプレーヤー「ネットワークウォークマン」の新製品として、256MB内蔵メモリとメモリースティックDuoスロットを搭載した「NW-MS70D」を2003年2月10日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後の見込み。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。
筐体はチタン製で、金属板を絞り込んで成型することで、継ぎ目のない筐体を作る「深絞り加工」を採用。また、イオン化した金属を基材正面に蒸着し、高硬度な金属膜を形成する「イオンプレーティング」処理により、キズをつきにくくしているという。 本体サイズは、36.4×18×48.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量54g(内蔵充電池含む)と小型のオーディオプレーヤーで、オーディオコーデックに従来モデルと同様のATRAC3を採用したほか、新たに「ATRAC3plus」に対応したのが特徴。 ATRAC3plusは、従来のATRAC3に比べ、より圧縮率を高めたオーディオコーデック。高性能な音声信号の分析を行ない、あらゆる音声信号に対して最適なビット配分と符号化方法を決定するという新アルゴリズムを採用。CDの約1/20という高圧縮率を実現している。同社のPC「バイオ」シリーズの最新モデルに同梱のSonicStage Ver.1.5から、ATRAC3plusに対応しているが、ポータブルプレーヤーとしての採用は「NW-MS70D」が初となる。
内蔵メモリは256MBで、ATRAC3plus/48kbpsでの記録時に最高11時間40分のデータを収納できる。また、メモリースティックDuoスロットを装備し、64/128MBのメディアが利用できる。 周波数特性は、20Hz~20kHz(ATRAC3 105kbps時)で、最大出力レベルは5mW×2、インピーダンスは16Ω。バックライト付きの液晶表示部を備え、低音、高音を8段階(-4~+3)に調整できるイコライザ「Digital Sound Preset」も搭載している。インターフェイスはヘッドフォン出力(ステレオミニ)とクレードル接続端子を装備、本体の充電も可能なUSBクレードルが付属する。なお、USBストレージクラスに対応し、オーディオ以外のデータ保存も可能となっている。
低電力半導体技術「Virtual Mobile Engine」を採用した新LSIを採用し、バッテリ駆動時間を向上させた。バッテリは内蔵ニッケル水素電池で、再生時間はATRAC3再生時33時間、ATRAC3plus時28時間。充電時間は約90分。 ソフトウェアは、SonicStage Ver.1.5が同梱される。MDなどで採用されている「グループ機能」にも対応し、複数曲をまとめたグループ単位での管理やスキップなどの操作が行なえる。ネックストラップや、キャリングポーチ、ヘッドフォン延長ケーブル(50cm)も同梱される。
なお、128/64MBのMagicGate対応メモリースティックDuoメディアも2003年2月10日より順次発売される。価格はともにオープンプライス。 64MBの「MSG-M64A」が2月10日より発売され、店頭予想価格は7,000円、128MBの「MSG-M128A」が3月21日より発売され、価格は11,000円の見込み。 □ソニーのホームページ (2002年12月10日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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