Pinnacle、プロオーディオソフト大手のSteinbergを吸収 ―国内販売体制、ブランド名、ソフトは継続

　米Pinnacle Systemsは18日(現地時間)、独Steinberg Media Technologiesの全株式の買収について、最終合意に達したと発表した。買収手続きは2003年1月上旬に完了する予定。Steinbergは、Pinnacleのデジタルメディア部門に吸収される。

　なお、「Cubase」、「Nuendo」、「HALion」などの各製品と、サポートするプラットフォームに変更はない。日本国内では、これまで通りマーケティングを株式会社スタインバーグ・ジャパン、販売を株式会社メガフュージョンが行なう。

　プロ、コンシューマ向けのデジタルオーディオ技術を持つSteinbergを吸収することで、デジタルメディアオーサリング市場に対応するのがPinnacleの狙い。PinnacleのJ.KimFennell社長は「Pinnacleユーザーに、より強いソリューションポートフォリオを提供できる」と説明し、SteinbergのManfred Rurup社長は、「Steinberg製品とそのユーザーは、両社のリソースから大きな利益を得ることができる」と述べている。

□Pinnacle Systemsのホームページ
(12月20日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.pinnaclesys.com/
□Steinberg Media Technologiesのホームページ
http://www.pinnaclesys.com/
□スタインバーグ・ジャパンのホームページ
http://www.japan.steinberg.net/
□ニュースリリース
http://www.japan.steinberg.net/news/pinnacle.html
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(2002年12月20日)

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