松下と東芝、ブラウン管事業統合に向けて準備会社を設立

　松下電器産業株式会社と株式会社東芝は6日、ブラウン管事業統合に向けた準備会社「エムティ映像ディスプレイ株式会社」の設立を発表した。出資比率は松下電器60%、東芝40%。資本金は8,000万円。

　新会社は大阪府高槻市に1日付けで設立され、2002年度内に予定している統合会社の設立に向けた準備を行なう。

　なお両社の事業統合は2002年9月に発表されており、松下電器の「Super Slot Tension」、東芝の「マイクロフィルタ技術」といった要素技術の融合や、製造プロセスの共通化を図ることで、ブラウン管事業での国際競争力を高めるのが狙い。準備会社の1月1日付け設立も、当初の予定に含まれていた。

□松下電器のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030106-1/jn030106-1.html
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_01/pr_j0601.htm
□関連記事
【9月26日】松下と東芝、今年度を目処にブラウン管事業を統合
～本社は大阪府高槻市に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020926/panato.htm

(2003年1月6日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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