Intel、Microsoftとポータブル動画プレーヤーの開発で協力 －SamsungとViewSonicが開発予定

　米Intelは9日(現地時間)、Microsoftと協力し「Microsoft Media2Go」プラットフォーム向けに「ポータブル・メディア・プレーヤー(PMP)」のハードウェアリファレンスデザインを開発すると発表した。

　PMPは、開発の初期段階に「ポータブル・ビデオ・プレーヤー(PVP)」と呼ばれていたポケットサイズのデバイスで、ビデオや画像、音楽などが再生できる。Intelが開発するPMPは、XScaleテクノロジに基づくプロセッサを利用。USB 2.0接続で、PCからコンテンツを取り込むことができる。

　Intelのエマージング・プラットフォーム・ラボでは、これまでにH.264/MPEG-4 Part 10ビデオコーデックや、USB 2.0の搭載、バッテリ駆動時間を延長するHDDのキャッシング・アルゴリズム、PMPの動作試作品、リファレンスデザインなどの要素技術を開発している。

　米InteとMicrosoftの両社は、XScaleテクノロジとMedia2Goソフトウェアプラットフォームに基づく、最初のハードウェアリファレンスデザインを共同開発。この協力を受け、SamsungとViewSonicが、PMPを開発する。

　なお、Intelは「1年以上の間、多くの家電メーカーやソフトウェアプロバイダと協力しながら、XScaleテクノロジを採用したPMP製品の開発を支援してきた」としている。

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com
□ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2003/030110a.htm
□ViewSonicのニュースリリース(英文)
http://www.viewsonic.com/companyinfo/pressrelease_detail_173.htm
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(2003年1月13日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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