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コナミ株式会社と株式会社タカラは22日、「2003 コナミ・タカラ 新商品合同発表会」を東京国際フォーラムで開催した。開催期間は1月21日から23日。21日と22日は、業界、プレス関係者向け、23日はタカラブースのみ一般公開となっている。 主な展示内容はおもちゃだが、昨今のおもちゃの多機能、ハイテク化を受けて、タカラからチョロQ型オーディオプレーヤー「MチョロQ(ミュージックチョロキュー)」や、ロボット型のAV機器用遠隔操作リモコンなども展示されている。
■ チョロQ型オーディオプレーヤー「MチョロQ」
メモリースティックDuoを採用したチョロQ型オーディオプレーヤー。6月発売予定で、価格は19,800円の予定。なお、64MBのメモリースティックDuoをバンドルしたモデルもラインナップする。価格は26,800円を予定しているが、2月にソニーが発売する64MBのメモリースティックDuoの価格によって変更になる可能性があるという。 ATRAC3ファイルの録音、再生が可能。本体に光デジタル入力を装備しており、PCを使用せずにチョロQのみで録音ができる。サポートするビットレートは、録音時が66kbpsと、105kbpsの2種類。再生時は66kbps、105kbps、132kbpsをサポートする。リチウムイオン電池を内蔵し、連続再生時間は最大約2時間、充電時間も約2時間となっている。また、単4電池4本を内蔵できるパワーパックが付属しており、最大約10時間の再生が可能になるという。
外形寸法は約36×52×27mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約50g。録音や再生、停止、ボリュームなどの操作ボタンは背面に装備。入出力端子は光デジタルが1系統、ステレオヘッドフォン出力を1系統備える。製品には、イヤフォン、ACアダプタ、クレードル、光ケーブル、パワーパックが付属し、以前のイベントで説明のあった交換用ボディは付属しない。
■ 個性的なメモリースティックプレーヤーが参考出品 また、「MチョロQ」以外にもメモリースティックDuoを採用し、ATRAC3ファイルに対応したオーディオプレーヤーが多数参考出品されていた。ただ、価格や発売時期などが未定のコンセプトモデルで、いずれもモックアップだった。
■ iRチョロQ(仮称) 携帯電話のイヤフォンジャックと接続することで、携帯電話がリモコンとなり、AV機器をコントロールできるチョロQ。携帯電話のボタンに様々な機能を振り分け、接続したチョロQから赤外線信号を発光するシステム。6月の発売を予定しており、価格は2,980円の予定。 テレビやビデオなどのリモコンコードをあらかじめ内蔵。また、データの無い機種に対応する場合は、専用の番号に電話をかけ、更新データを携帯電話を介してiRチョロQに転送できるという。電源はボタン型電池を使用。
■ 音が目に見える「SOUNDFORCE」 タカラは“H”Styleという生活のコンセプトを提案した。これは「より楽しく、新しく、毎日を送るために、生活を演出しよう」というもので、そのコンセプトに沿った家電として、自律型掃除機「@HOME ROBO ルンバ」や、チワワを模したロボットを紹介している。 その中に、発泡スチロールの粒で、音が目に見えるスピーカーが参考出展されていた。「SOUNDFORCE」と名付けられたこのシステムは、透明のパイプの中に白い発泡スチロールの粒が無数に入っており、左右のスピーカーから伝わる振動で音波の波形のように粒が飛び跳ねるというもの。 コンセプトモデルとなっており、商品化の際には大幅に形が変わる可能性がある。しかし、同じコンセプトの製品を今年中には発売したいという。
■ リモるす(仮称) 電話を使い、遠隔地からAV機器などを操作するロボット型リモコン「リモるす(仮称)」。5月発売予定で、価格は4,980円の予定。電話線と接続し、コール6回目で「リモるす」が応答、その後音声ガイダンスに従い、操作したい設定を入力する。そのため、電話機の留守電機能が6コール前に働いてしまうと、「リモるす」は応答できない。その場合に備え、「リモるす」内部に留守電用メッセージを内蔵するほか、1件だけメッセージの録音も可能。 リモコン機能は、ビデオ録画が「今すぐ録画」と「録画予約」の2種類。録画予約は2件分まで登録できる予定。また、電話でその予約状況を確認することもできる。他にも、テレビの電源ON、OFFの操作が可能。なお、複数の機器を登録したり、操作することはできないが、リモコンの学習機能は搭載する予定。
■ F II - R II 「リモるす」の高機能版とも言えるリモコンロボット。5月発売予定で、価格は24,800円の予定。ブロードバンド回線専用の製品で、照明やAV機器など、家電のリモコン操作が行なえる。また、10万画素のCMOSセンサも内蔵しており、静止画で自宅の様子をインターネット経由で確認できる。 登録できる機器は6台まで。PCを使用して、割り当てる操作をカスタマイズできるほか、カメラが撮影した静止画はWebブラウザから手軽に閲覧できる。なお、動画の撮影には対応していないが、秒間隔で静止画の連続撮影が可能。 なお、USBを使用したPCとの接続が必須となる。ブロードバンドルータを通しての使用は動作保証外だが、NTTの「AR220」、「AR320」はサポートしている。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000/XP。Macintoshには対応していない。本体サイズは160×95×93mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約216g。
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(2003年1月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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