ビクター、F1.2光学10倍ズームレンズのDVカメラ －ベーシックモデル3機種も同時発表

GR-DV5000

2月上旬発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：お客様ご相談センター 　　　　　Tel.03-5684-9311

　日本ビクター株式会社は、F1.2レンズを搭載したDVカメラ「GR-DV5000」を2月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後の見込み。専用アクセサリキット「VU-5000K」の価格は32,000円。

GR-D90K

　また、DVからMPEG-1への変換機能や、USB経由のMPEG-1転送機能を搭載したベーシックモデル「GR-D90K」、「GR-D70K」、「GR-D50K」も2月上旬に発売する。

　価格はオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ10万円前後、9万円前後、8万円前後になる見込み。本体にアクセサリキットも同梱する。

■ GR-DV5000

　1/4型133万画素CCD、F1.2～2.0の光学10倍ズームレンズを採用する横型のDVカメラ。2002年6月発売の「GR-DV3500」と同じく、レンズには「メニスカス両面非球面レンズ」と「接合型非球面レンズ」を組み合わせた「F1.2スーパーブライトアスフェリカルレンズ」を搭載する。

　また、USB端子を使った「Web Camera」機能や、SDメモリーカード/MMCへのMPEG-4撮影もDV3500より受け継いでいる。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 9.0.4～9.2.2。

　DV3500との主な違いは、新たに静止画撮影用のポップアップフラッシュを装備したこと。ポップアップフラッシュは、周囲や被写体の明るさに合わせて自動発光する。

　また、連続撮影時間が15分ほど延長された(アクセサリキット付属の専用バッテリ、BN-V416使用時)。液晶ビューファインダも0.44型から0.24型に変更されている。

　静止画の記録解像度は1,600×1,200/1,280×960/1,024×768/640×480ドット。入出力端子は、DV(i.LINK)、USB、ヘッドフォン、マイク、S映像入出力、コンポジット入出力などを装備する。外形寸法は74.5×186×91mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約660g(本体のみ)。DV3500に対し、奥行きが8mm短くなった。

■ GR-D90K/D70K/D50K

　3機種の違いはSDメモリーカード/MMCスロットの有無と、液晶モニタのサイズ。メモリーカードはD90KとD70Kが対応し、液晶モニタはD90Kが3.5型、D70KとD50Kが2.5型となっている。

　3機種とも1/6型68万画素CCDとF1.6～2.4の光学16倍ズームレンズを採用。付属バッテリ使用時の連続撮影時間は、ビューファインダ時が約3時間30分、液晶モニタ時が約2時間30分。D90KとD70Kは、1,024×768/640×480ドットの静止画撮影に対応している。

GR-D70K	GR-D50K

　本体にDV→MPEG-1変換機能を搭載し、USB経由でMPEG-1動画をパソコンに転送可能。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 9.0.4～9.2.2。付属アクセサリキットには、USBマスストレージクラスドライバやUSBビデオストリーミングドライバ、ビデオCD作成ソフトなどが同梱される。

　外形寸法は、D90Kが76×143×94mm(幅×奥行き×高さ)。D70KとD50Kが69×143×94mm(同)となっている。本体のみの重量は、D90Kが約550g、D70K/50Kが約525g。入出力端子は3機種共通で、DV(i.LINK)、S映像、コンポジット、USBなどを装備する。

□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/press/2003/gr-d90k.html
□関連記事
【2002年5月16日】ビクター、F値1.2のレンズを搭載したDVカメラ「GR-DV3500」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020516/victor.htm

(2003年1月27日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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