東芝、アミューズピクチャーズを買収 －10月1日を目処に100%子会社化。映画配給事業に本格参入

　株式会社東芝は29日、アミューズピクチャーズ株式会社を買収することで、同社の親会社である株式会社アミューズと基本合意に達したと発表した。

　4月1日を目処に、東芝がアミューズピクチャーズの発行株式の67%を取得、10月1日を目処に残りの33%の株式を取得し、東芝の100%子会社とする。今後は、アミューズとの基本合意に基づき具体的条件を詰めていくとしている。

　アミューズピクチャーズと東芝は、2001年より提携関係を築いており、映画権利への出資や、東芝デジタルフロンティア株式会社を通じた共同出資映画のDVDソフト販売などを軸に、26作品を公開してきた。今回の買収により、東芝は本格的に映画配給事業に参入し、年間売上100億円を目標としていくという。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_01/pr_j2903.htm
□アミューズピクチャーズのホームページ
http://www.amuse-pictures.com/
□関連記事
【2001年3月22日】東芝とアミューズ、映画配給やDVDなど二次利用で事業提携
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010322/toshiba.htm

(2003年1月29日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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