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パイオニア、第3四半期決算を発表
-DVDレコーダやPDPが好調。通期業績を上方修正


1月30日発表


 パイオニア株式会社は30日、平成15年3月期第3四半期決算を発表した。売上高は前期比108.5%の1,939億2,900万円、営業利益は同192.7%の126億7,200万円、純利益は同251.1%の79億6,200万円と大幅な黒字となった。

 ホームエレクトロニクス分野の売上は、前年同期比8.4%増の767億3,200万円。国内のミニコンポなどの売上は減少したが、DVDレコーダが大幅増となったほか、プラズマディスプレイなどの売上が伸び、国内売上は前年同期比17.9%増の244億1,900万円となった。

 カーエレクトロニクス分野の売上は、前年並みの649億9,700万円。国内ではメーカー向けの売上が増加したものの、市販市場における売上が減少し、ほぼ前年並みの268億3,900万円となった。また、特許関連事業では、CD-Rドライブなどの記録機器に関する特許料収入の増加により、前年同期比で8.8%増収の40億2,900万円となった。

 その他の分野の売上は、前年同期比21.6%増の481億7,100万円。国内での有機ELディスプレイなどの携帯電話関連部品や、パソコンメーカー向けのDVD-R/RWドライブの売上が好調だったほか、DVDソフトの売上増により、国内売上は前年比40.1%増の278億2,100万円となった。

 好調な四半期決算を受けて、通期の業績見直しも行なわれた。2002年10月発表の業績予測に対し、営業収入は同額の7,200億円、営業利益は30億円増益(60%増)の340億円、純利益は25億円増益(86%増)の150億円と見込む。

□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.pioneer.co.jp/corp/ir/quarter_announce/fr_2003/3rd/030130pdf/release_3q03j.pdf

(2003年1月31日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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