MSとMIPS、「MIPS Alliance for Windows CE」を結成 －デジタル家電での市場拡大を目指す

　米Microsoftと米MIPS Technologiesは5日(現地時間)、MIPSアーキテクチャとWindows CE.NETの市場拡大のため、半導体ベンダとのアライアンス「MIPS Alliance for Windows CE」を結成すると発表した。

　両社は、MIPSアーキテクチャおよびWindows CE .NETについて、「次世代デジタル民生機器を開発しているOEMにとって最適な選択肢」としている。現在のメンバーは、ADMtek、AMD、ATI Technologies、Broadcom、Marvell、NEC、PMC-Sierra、Texas Instruments、東芝。

　今回のアライアンスの設立についてMicrosoftとMIPSは、「両社の10年にわたる関係の上に構築されたものであり、急速に需要が高まっている32および64ビットMIPS上でのWindows CEサポートに対応するため」と説明している。また東芝が、MIPS32およびMIPS64アーキテクチャ向けのWindows CE.NETの最適化に、エンジニアやマーケティング・リソースを投入するとしている。

□米Microsoftのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2003/Feb03/02-05MIPSSummitPR.asp
□MIPS Technologiesのホームページ
http://www.mips-japan.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.mips-japan.co.jp/08_headline/03_02_05.html

(2003年2月7日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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