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HMS、コピーコントロールCDに関するアンケート結果を発表
-8割以上が「知っている」、3割強がCD需要減を予測


2月18日発表


 株式会社ハイホー・マーケティングサービス(HMS)は18日、同社が実施したコピーコントロールCDに関するアンケートの結果を発表した。回答者の8割以上がコピーコントロールCDを認知し、コピーコントロールCDにしたことで36.4%が「音楽CDの需要が減少する」と予測。また、6割強が音楽CDを新品で購入し、約半数がレンタル店を利用しているとの結果が出た。

 同アンケートはインターネットによる公開アンケートとして実施。調査期間は1月15日から1月28日で、有効サンプル数は3,884名。男女比は37.2:62.8、年代別では10代が2.3%、20代が24.6%、30代が42.4%、40代が22.7%、50代が5.7%、60代以上が2.2%となっている。

 コピーコントロールCDの存在については、「よく知っている」が40.3%、「だいたい知っている」が45.4%、「知らなかった」が14.3%との結果になった。年代別では10代の認知が高く、59.3%が「よく知っている」を選択している。

 また、「コピーコントロールCDにしたことで売上枚数に変化があるか」との質問では、「かなり増える」が6.6%、「少しは増える」が21%、「変化はない」が36%、「少し減る」が24%、「かなり減る」が12.4%と意見が分かれた。

 「増える」の理由として挙げられたのは、「レンタルしない方が売れる」、「(パッケージ販売は)独占欲を満喫できるので」、「(作品に今以上の)付加価値が付く」など。一方、「減る」の理由としては、「CDの楽しみが制限される」、「MDやMP3にして聞く方が多い」、「イメージが悪い」といった意見が寄せられた。

 「普段音楽を聴いているか」という質問に対しては、51.6%が「ほぼ毎日聴く」と回答。次いで「週1回以上聴く」が32.9%となっている。「ほぼ毎日聴く」を年代別で見ると、10代が72.5%と最も多く、以下、20代が58.2%、30代が49.6%、40代が49.3%、50代が41.4%、60代以上が45.9%となっている。

 なお、DVDなどを含む音楽ソフトの入手経路は、63.6%が「新品で買う」、51.8%が「レンタル店で借りる」、27.3%が「中古品で買う」、23.9%が「家族や知人から借りる」、9%が「無料ダウンロードを利用」、5%が「有料ダウンロードを利用」、11.6%が「ラジオやテレビで聴くだけ」、3.1%が「その他」と答えている。

 HMSは、松下電器産業株式会社 HI-HO事業部WEBマーケティンググループを母体とする松下電器100%出資のマーケティングコンサルタント企業。

□ハイホー・マーケティングサービスのホームページ
http://research.hi-ho.ne.jp/market/
□調査結果
http://research2.hi-ho.ne.jp/result/music/
□関連記事
【リンク集】コピーコントロールCD関連記事リンク集
http://av.watch.impress.co.jp/docs/link/cccdlink.htm

(2003年2月18日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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