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中国・上海で開催される家電やコンシューマーエレクトロニクスの展示会「セビット ホームエレクトロニクス 2003」の記者説明会が都内で開催された。会期は5月14日から17日まで。主催はドイツ産業見本市株式会社(Deutsche Messe AG)と、CES(Consumer Electoronics Show)を主催している米CEA(Consumer Electronics Association)。会場は上海新国際見本市会場(Shanghai New International Expo Center)。
主な展示はオーディオ・ビジュアル製品、家電製品、ソフトウェア、カーオーディオ、ホームシアター、PC関連製品、ゲーム、セキュリティ機器など。 2002年の第1回開催時は「セビット コンシューマ・エレクトロニクス」というイベント名だったが、今回から「セビット ホームエレクトロニクス」に名称が変更される。これは、白物家電も大きく扱っていくという同イベントの姿勢を示したもの。 香港で開催しているエレクトロニクスショーの多くは家電がメインとなっているほか、出展を予定しているサムスンやLG電子、Haire(ハイアール)といった大手企業が家電を中心としたビジネスを展開していることを考慮したという。
「セビット イベント」の国際総局長を務めるドイツ産業見本市のMichael Hoppe氏は「生産拠点としての中国は魅力的だが、13億の人口を抱えるこの国は巨大なマーケットでもある」と、中国のセールスポテンシャルをアピール。ワールドカップの影響でテレビやビデオの売上が伸びているほか、2008年の北京オリンピックも追い風になるという。
また、中国のWTO加盟に伴い、輸入関税が減少し、海外の企業の輸出が活発化するほか、消費者の収入が増え、商品に対する意識が価格重視から品質重視へと変化するという。「これらの要素により、海外企業の製品が持つアドバンテージが生きるだろう」(同氏)。 2003年の出展会社数は、前回の100社から150社に増加、今後の各企業との交渉によっては200社に達する可能性もあるという。さらに、会場の展示面積を11,000m2に拡大。来場者数も第1回の2万5,000人から倍増となる、4~5万人を予想しているという。
□ドイツ産業見本市日本代表部のホームページ
(2003年2月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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