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BOSE、自動音場補正搭載のプレーヤー付き5.1chシステム
-新サテライトスピーカー「ジュエルキューブ」も採用


LS-35
3月20日発売

標準価格:398,000円

連絡先:インフォメーションセンター
     Tel.03-5489-0955


 ボーズ株式会社(BOSE)は、自動音場補正技術「ADAPTiQ」を搭載したDVDプレーヤー搭載5.1chシステム「LS-35」を3月20日に発売する。価格は398,000円。

 LS-35は、DVD/チューナ部のメディアセンターと、アンプ/サブウーファ部のウェーブガイド・ベースモジュール、サテライトスピーカー5個を組み合わせたDVD再生システム。ドルビーデジタル、DTSなどのデコードのほか、独自の「BD(Bose Digital)デコーダ」を搭載し、モノラルやステレオのアナログソースも5.1化できる。

 最大の特徴は、室内の状況、視聴者の位置にあわせ、自動で音場を補正する「ADAPTiQ(アダプトアイキュー)」を採用したこと。補正時には全信号をデジタル処理し、元の信号を損なわないとしている。セッティングには、付属のヘッドセットマイクとセットアップディスクを使用。ディスクの指示に従い、指定される5カ所で測定を行なうことで補正が完了する。

 メディアセンター部は、DVDビデオ、音楽CD、CD-R/RWの再生が可能。CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生にも対応している。ディスプレイの照度調節は7段階。メディアセンター部の外形寸法は、400×290×95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.7kgとなっている。

 入出力部もメディアセンターに搭載。音声入力は、アナログ/デジタル(同軸/光)×4系統、音声出力はアナログ/デジタル(同軸/光)×1系統を装備する。映像入力は、S映像、コンポジット×各1系統。映像出力は、S映像、コンポジットを1系統ずつ備え、コンポーネント出力にも切り替えられる。

 共鳴管の理論を応用したウェーブガイド・ベースモジュールに、2本の13cmウーファを搭載。内部のウェーブガイドに配置することで、超低音再生が可能だという。ドライバは非防磁型。内蔵アンプの出力は、サテライト用が20W×5、サブウーファ用が120W×1。

 加えて、クリアな低音を再現する「ベースパワーサミング」、小音量時に音質バランスの制御を行なう「P.A.P回路」、セリフをクリアに強調する「D.R.C.回路」など、同社一連の技術を搭載。「臨場感あふれる再考の音質を提供する」という。ベースモジュール部の外形寸法および重量は、633×205×410mm(幅×奥行き×高さ)、16kg。

 防磁型のサテライトスピーカーには、新開発の「ジュエルキューブ」を採用。法螺貝状のポート(トライトンポート)をはじめ、40以上の独自技術を投入している。同社製サテライトスピーカーと比べて体積比で約40%減、重量比で約30%減の小型化に成功。ドライバユニットには強磁力のネオジウムマグネットを搭載し、口径は50mm。サイズは57×83×113mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は350g(1本)となっている。

□BOSEのホームページ
http://www.bose.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.bose.co.jp/information/news/nr_2003031001.html
□関連記事
【2002年5月10日】ボーズ、フロントだけで5.1ch再生するDVD/AVアンプ一体型システム
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020416/bose.htm
【2001年9月14日】BOSE、DVDプレーヤー搭載の5.1chBDシステムなど
―柱状やラウンドフォルムのスピーカーも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010914/bose.htm

(2003年3月10日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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