BS-i、100億円の増資を実施。資本金は350億円に

　BSデジタル放送局を運営する株式会社ビーエス・アイ(BS-i)は、13日付けで100億円の増資を行なったと発表した。この増資により、資本金に50億円、資本準備金に50億円組み入れられ、増資後の資本金総額では50億円、資本準備金は50億円となった。

　今回の増資は、昨年10月28日の取締役会で決議されたもので、株式会社東京放送(TBS)などの主要株主が主な割当先となっている。発行済株式総数は80万株となった。

　同社では、今回の増資について「経営、財務基盤の強化、ならびに戦略的支出財源を目的とする」と説明しており、「双方向番組とハイビジョン番組を軸にすえた良質なコンテンツ制作体制の構築に経営資源を投入し、収益基盤の拡充を推進していく」という。

　同社は、2月27日付けで総務省に対し、産業活力再生法第3条第1項に基づき事業再構築計画を提出。総務省が審査した結果、11日付けで認定されていた。

□BS-iのホームページ
(3月13日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.bs-i.co.jp/
□関連記事
【3月12日】BS-i、総務省が産業活力再生法に基づく事業再構築計画を認定
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030312/bsi.htm

(2003年3月13日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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