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オリンパス株式会社は、MP3/WMAファイルの再生に対応し、WMA形式による録音も可能なICレコーダ「Voice-Trek(ボイストレック)」を4月11日に発売する。記録媒体は内蔵メモリのみで、128MBモデルの「DM-20」と、64MBモデルの「DM-10」をラインナップする。 価格はどちらもオープンプライスで、店頭予想価格は「DM-20」が35,000円前後、「DM-10」が30,000円前後の見込み。なお、カラーリングは「DM-20」がシルバーメタリック、「DM-10」がチタングレーメタリックとなる。対応OSはWindows 98/98 SE/ME/2000/XP、Mac OS 9.0~9.2.2 10.1~10.2.4。
「Voice-Trek DM-20」は、MP3/WMAファイルの再生に対応し、シリコンオーディオプレーヤーとしても使えるICレコーダ。外形寸法は109.5×39.5×15mm(縦×横×厚み)、重量が85g(電池含む)。モノラルマイクを内蔵したリモコンが付属し、リモコンから録音の制御が行なえる。本体に液晶ディスプレイを搭載し、ID3タグのカナ、漢字表示に対応。 大きな特徴は、WMA形式での音声録音が可能なこと。標準(SP)、長時間(LP)の録音モードでは独自のDSSフォーマットで記録し、高音質(HQ)、ステレオ高音質(SHQ)モードはWMA形式で録音する。各録音モードのフォーマットは固定で、MP3形式での録音には対応していない。なお、ステレオ録音を行なう場合は別途ステレオマイクが必要。
録音モードの詳細は以下の通り。単4アルカリ乾電池2本を使用した連続録音時間は約16時間となっている。
再生時に聞きたい場所をすぐに探し出せる「インデックスマーク記録機能」に加え、録音したファイルにコメントの入力が可能。さらに、音声に反応して自動的に録音の開始、停止を行なう「音声起動録音機能(VCVA)」なども搭載する。 MP3/WMAファイルの再生時には、米SRS Labsが開発した音質改善技術「WOW」を適用できる。「WOW」は、立体音場を再現する「SRS技術」と、低音増幅技術「TruBass」、音像を明確にする「FOCUS」技術の3つから構成される。さらに「ROCK」、「POP」、「JAZZ」、「FLAT」の4種類のイコライザを装備。また、雑音の多い音声に効果があるというノイズキャンセル機能も備えている。単4アルカリ乾電池2本を使用した場合の連続再生時間は約10時間。
PCとの接続は付属のUSBケーブル、もしくはUSBクレードルを使用。専用のソフトウェア「DSS Player」で録音した音声をPCにアップロードできる。また、ストレージクラスにも対応しており、外部メモリとしても使用できる。 なお、DSS Playerを経由せず、直接エクスプローラなどでMP3/WMAファイルを転送しても、そのまま再生できるという。
本体に23mm口径のスピーカーを内蔵。音声入出力は、マイク端子と兼用のステレオイヤフォン端子を1系統装備する。
□オリンパスのホームページ
(2003年3月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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