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ソニー、ベガエンジンを搭載したワイドテレビなど8機種を発売
―3機種の4:3テレビにはWOWを搭載


KV-36DX850

4月15日より順次発売

標準価格:オープンプラス

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 ソニーは、独自の高画質化LSI「ベガエンジン」や、スーパーファインピッチFDトリニトロン管を採用したワイドテレビ「WEGA DX850」シリーズ2機種を6月1日に発売する。さらに、ベガエンジンを搭載しない下位モデル「DX650」シリーズ3機種を4月20日に、WOWを搭載した4:3テレビ3機種を4月15日に発売する。価格はすべてオープンプライスだが、店頭予想価格は以下の通り。

発売日 型番 画面サイズ 店頭予想価格
6月1日 KV-36DX850 36型
(16:9)
22万円前後
KV-32DX850 32型
(16:9)
17万円前後
4月20日 KV-32DX650 14万円前後
KV-28DX650 28型
(16:9)
10万円前後
KV-29DX650 29型
(4:3)
10万円半ば
4月15日 KV-29DS65 29型
(4:3)
7万円半ば
KV-25DS65 25型
(4:3)
6万円前後
KV-25DA65 5万円前後


【KV-36/32DX850】

 地上波ダブルチューナとBSアナログチューナを内蔵し、D4端子を搭載した平面ブラウン管テレビ。BSデジタル/110度CSデジタルチューナを搭載した上位モデル「KDシリーズ」に採用された高画質化LSI「ベガエンジン」を内蔵し、地上波からハイビジョンまで、鮮鋭度の高い映像を表示するという。

 ブラウン管にはセンターピッチを細密化し、スリット本数を従来比で約6割向上した「スーパーファインピッチFDトリニトロン」を採用。さらに、従来のNR(ノイズリダクション)に、BNR(ブロックノイズリダクション)を加えた「NRプラス」機能を搭載。シーンの前後を8画素単位で比較することで、ブロックノイズを検出、その部分をなじませることで自然な画質を実現するという。

 また、メモリースティックスロットを装備しており、JPEG形式の静止画や、MPEG 1形式の動画の再生も可能。音質面では、テレビ番組、CM間などの音量の差を低減する「入力音量安定モード」や、立体音場を本体内蔵のスピーカーだけで再現できる「TruSurround」などを搭載する。

【主な仕様】
KV-36DX850 KV-32DX850
対応信号
1080i/720p/480p/480i
ブラウン管 スーパーファインピッチFDトリニトロン管102度偏向
36型(16:9) 32型(16:9)
受信チャンネル VHF:1~12ch、UHF:13~62ch、CATV:C13~C35
BSアナログ:1、3、5、7、9、11、13、15ch
音声実用最大出力
(JEITA準拠)
ミッドレンジ + ツイータ:5W×2、ウーファ:10W×1
入出力端子 ビデオ入力 4系統4端子(S映像入力3系統3端子)
コンポーネント入力3系統3端子(D4映像入力2系統2端子)
AVマルチ(RGB/Y色差)入力端子1系統1端子
BS/CSビデオ出力1系統1端子(S映像出力1系統1端子)
ヘッドフォン端子、コントロールS入出力端子
定格消費電力 200W180W
質量 87.2kg 66.2kg
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
978×587×652mm 882×549×590mm


【KV-32/28DX650】

 FDトリニトロン管を採用したワイドテレビ。デジタルハイビジョン放送の30MHz映像帯域に対応する映像出力回路を装備するほか、NTSC映像を高精細映像につくり換えるという「DRC-MF(デジタル・リアリティー・クリエーション:マルチ・ファンクション)」や、統合画像処理回路「MID-X」を搭載する。

 なお、3次元Y/C分離を搭載するが、ゴーストリダクションは装備していない。音声は、画面左右に直付けしたフルレンジスピーカーで立体的なサウンドを再現するという3Dスピーカーシステムを搭載。また、中高音域と低音域を別々のアンプで駆動するマルチアンプシステムを採用している。

【KV-29DX650】

 KV-32/28DX650の4:3モデル。主な特徴は共通だが、3Dスピーカーシステムとマルチアンプシステムは搭載していない。

【主な仕様】
KV-32DX650 KV-28DX650 KV-29DX650
対応信号
1080i/720p/480p/480i
ブラウン管 FDトリニトロン管102度偏向 FDトリニトロン管104度偏向
32型(16:9) 28型(16:9)  29型(4:3)
受信チャンネル VHF:1~12ch、UHF:13~62ch、CATV:C13~C35
BSアナログ:1、3、5、7、9、11、13、15ch
音声実用最大出力
(JEITA準拠)
ミッドレンジ + ツイータ:5W×2、ウーファ:10W×1
入出力端子 ビデオ入力 4系統4端子(S映像入力3系統3端子)
コンポーネント入力2系統2端子(D4映像入力2系統2端子)
AVマルチ(RGB/Y色差)入力端子1系統1端子
BS/CSビデオ出力1系統1端子(S映像出力1系統1端子)
ヘッドフォン端子、コントロールS入出力端子
定格消費電力 170W165W 160W
質量 64.8kg 48.2kg 48.5kg
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
882×549×590mm 786×516×523mm 765×492×578mm


【KV-29/25/DS65、25DA65】

 4:3テレビは、BSアナログチューナを搭載した「KV-29DS65」と「KV-25DS65」に加え、地上波チューナのみ搭載する「KV-25DA65」の3機種をラインナップする。

 共通する主な特徴は、米SRS Labsが開発した音質改善技術「WOW」を搭載すること。立体音場を再現する「SRS技術」と、低音増幅技術「TruBass」、音像を明確にする「FOCUS」技術の3つから構成され、ゲーム機などを接続して、迫力あるサウンドが楽しめるという。さらに、TruSurroundも装備している。

 また、全機種にプレイステーション 2などを接続できる、AVマルチ入力端子を装備。各社のDVDプレーヤーやビデオデッキの操作も可能な「DVD/VTR簡易コントロールリモコン」が付属する。

【主な仕様】

KV-29DS65 KV-25DS65 KV-25DA65
対応信号
480i
ブラウン管 FDトリニトロン管104度偏向
29型(4:3) 25型(4:3) 25型(4:3)
受信チャンネル VHF:1~12ch、UHF:13~62ch、CATV:C13~C35
BSアナログ:1、3、5、7、9、11、13、15ch
VHF:1~12ch、UHF:13~62ch、CATV:C13~C35
音声実用最大出力
(JEITA準拠)
フルレンジ:3W×2
入出力端子 ビデオ入力 4系統4端子
(S映像入力3系統3端子)
コンポーネント入力2系統2端子
(D1映像入力2系統2端子)
AVマルチ入力端子1系統1端子
BS/ビデオ出力1系統1端子
ヘッドフォン端子
ビデオ入力 3系統3端子
(S映像入力3系統3端子)
コンポーネント入力2系統2端子
(D1映像入力2系統2端子)
AVマルチ入力端子1系統1端子
アナログビデオ出力1系統
ヘッドフォン端子
定格消費電力 130W125W 122W
質量 47kg 36.7kg 36.5kg
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
765×490×578mm 650×465×517mm 650×465×517mm


□ソニーのホームページ
http://www.sony.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200303/03-0318/
□関連記事
【2002年8月21日】ソニー、プラズマテレビをはじめベガシリーズ9機種を発表
―「ベガエンジン」を新採用、初の30型液晶ベガも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020821/sony.htm
【4月17日】ソニー、ハイビジョンに対応したワイド17V型の「液晶WEGA」
―実売12万円の4:3 15V型も
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020417/sony2.htm
【1月8日】ソニー、60/50/42V型のGRAND WEGA新モデル
―42V型は40万円、BSデジタル内蔵60V型は実売65万円
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020108/sony.htm
【2001年8月23日】ソニー、メモリースティック対応BSデジタル内蔵「WEGA」
―D4端子を装備し高精細平面ブラウン管を採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010823/sony1.htm

(2003年3月18日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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