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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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シーラス・ロジックは、SACD/DVDオーディオ対応D/Aコンバータなどオーディオ関連製品を発表した。
「CS4398」は、SACDやDVDオーディオに対応したD/Aコンバータ。24bitで最大192kHzのサンプルレートをサポートするほか、DSDデータもサポート。ダイナミックレンジは120dB。1万個ロット時のサンプル価格は4.32ドル。 専用のマルチビット・デルタシグマ・モジュレータの採用により低ノイズ化を実現。SACDに対し、データストリームをそのままに、ボリュームコントロールができる「ダイレクト・ストリーム・デジタル」プロセッサを採用、サンプリングレート2.8224MHzを維持しながらのSACDの再生が可能となったという。また、SACD規格に準拠するオンチップ50kHzフィルタも搭載しており、アナログ部分に新たなコストをかけることなく、SACDへの対応が可能となる。 また、デジタル・フィルタ機能や、1.8Vから5Vのロジックインターフェイスに直接接続できるレベルシフタなどを内蔵している。パッケージは28ピンTSSOP。SACD/DVDオーディオ対応DVDプレーヤーや、AVアンプなどでの採用を見込んでいる。
「CS5381」は、ダイナミックレンジ120dB、192kHz対応のステレオA/Dコンバータ。1,000個ロット時のサンプル価格は14.95ドル。 24bit/192KHzのサンプルレートをサポートし、従来製品の50%以下の消費電力と80%以下の基板面積を実現したという。 専用のマルチビット・デルタシグマ・アーキテクチャを採用。レベルシフターやハイパスフィルタなどを搭載する。また従来モデル「CS5361」とピン互換を保ち、現行モデルの設計を生かしたアップグレードなどが行なえる。パッケージは、24ピンTSSOPもしくはSOIC。AVアンプやマルチトラックレコーディングシステムなどでの採用を見込んでいる。
「CS4271/72」は、24bit/192kHzに対応したステレオコーデック。サンプル価格は1,000個出荷時の単価はCS4272が5.57ドル、CS4271が4.87ドル。 ADCとDACをシングルチップに集積し、コストの効率化やシステムの簡素化、基板の省スペース化などを実現したという。パッケージは28ピンTSSOP。5V電源動作やゼロクロスの出力ボリュームコントロールなどを備えている。 CS4272は、ADC、DACともにダイナミックレンジ114dB、THD+Nが-100dB。CS4271はCS4272の差動入力と異なり、シングルエンド入力構成を採用。ダイナミックレンジはDACが114dB、ADCが108dB □シーラスロジックのホームページ (2003年3月25日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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