ブロッコリー、DVD購入者限定の「ぴたテン ひみつのイベント」を開催 －歌あり、トークありで、イベントは大盛況っス!!

4月13日開催

　「ぴたテン」は、2002年4月からテレビ東京系で放送されたテレビアニメーション。物語は、中学受験を控えた小学6年の樋口湖太郎の前に、突然「自分は天使だ」という不思議な少女、美紗(みしゃ)が現れるところから始まる。幼い頃に母親を亡くした湖太郎に「幸せにするっス!」と言いながらつきまとう美紗。湖太郎に想いを寄せるクラスメイトや、大金持ちの転校生、謎の少女・紫亜(しあ)などを巻き込み、ハチャメチャな天使の活躍を描くハートフルラブコメだ。

　テレビアニメは全26話。2002年9月の放送終了から半年以上が経過しているが、イベント冒頭から観客のボルテージは最高潮で、ブランクをまったく感じさせない。アニメと同じく、オープニングテーマ「Wake Up Angel～ねがいましては∞（無限）なり～」を歌うFunta(ファンタ)のステージが始まると、会場は割れんばかりの声援に包まれた。

オープニング曲を歌うFuntaのボーカル、UCOさん	イベント開始直後から観客のテンションは最高潮。出演者も驚くほどの声援が会場に響いていた	続いてヒロインの美紗を演じた声優の田村ゆかりさんが登場。天使の美沙と同じく、背中に羽を付けたコスチュームで、会場からは「俺たちの天使!!」という声援も

　ほかにも、ステージには樋口湖太郎役の沢城みゆきさん、植松小星役の釘宮理恵さん、御手洗薫役の野川さくらさん、紫亜役のゆかなさん、ニャー役の冬馬由美さんが登場。さらに、スペシャルゲストとして綾小路天役の斎賀みつきさん、御手洗大役のくまいもとこさんの、男性キャラ2人もトークに参加。自らが演じた役についての感想や、「ヒロインの美紗が実際にそばにいたらどう思うか?」などのユニークな話題で盛り上がった。

　観客の歓声と足踏みで会場が揺れるほどイベントは熱気溢れるものとなり、出演した声優さん達も感激した様子。イベント終了後の取材で田村ゆかりさんは「大勢のお客さんがいるので最初は不安だったが、熱い声援に助けられ、とても感謝している」と話していた。また、アニメの続編を希望する声が観客だけでなく、出演者からも多く漏れるなど、作品に対する熱い思いが感じられるイベントだった。

主人公の湖太郎役を演じた沢城みゆきさん。エンディングテーマや田村ゆかりさんとのデュエット曲などを披露。久しぶりに出演者の仲間と会えて嬉しかったという	黒猫を連れた謎の少女「紫亜」を演じたゆかなさん(左)と、黒猫のニャーを演じた冬馬由美さん(右)

湖太郎に恋するクラスメイト「小星」を演じた釘宮さん。「子星が成長して、デートに出かけるとしたらどんな服を着るだろうか?」と想像しながら衣装を選んだという	大金持ちの転校生、御手洗大の妹「薫」を演じた野川さくらさん。初めて演じたタイプのキャラクターだったため、特に思い入れが強いという	湖太郎の幼馴染「綾小路天」を演じた斎賀みつきさん(左)と、転校生の「御手洗大」を演じたくまいもとこさん。「男キャラクターには歌がない!」と嘆きつつも、息の合った軽妙なトークで会場を盛り上げた

歌やトークに加え、レアグッズのプレゼントコーナーも開催された。商品は出演者の寄せ書きサイン色紙やサイン入りの原作コミック、クリアポスターなど、希少価値の高いものばかり。当選者が発表されるたびに拍手と歓声が湧き上がった		このイベントは、1月25日に発売されたDVD「ぴたテン 第7巻」の購入者を対象としたもの。最終巻の第9巻は、4月25日発売。通常版は6,000円だが、紫亜のフィギュア付スペシャル版が、7,000円で同時発売される

最後は出演者全員でオープニングテーマを熱唱。最後まで歓声が途切れることはなかった

□ブロッコリーのホームページ
http://www.broccoli.co.jp/
□バンダイビジュアル デジタル・ビートのページ
http://www.bandaivisual.co.jp/dbeat/
□製品情報(ぴたテン 第7巻)
http://product.bandaivisual.co.jp/web_service/shop_product_info.asp?item_no=BCBA-1283
□製品情報(ぴたテン 第9巻)
http://product.bandaivisual.co.jp/web_service/shop_product_info.asp?item_no=BCBA-1285

(2003年4月17日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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