CDの普及に貢献した人物団体に贈られる「中島平太郎賞」創設 －第1回受賞者はCD-R開発者4名

左から石黒隆氏、中島平太郎氏、浜田恵美子氏、小川博司氏

　CDs21ソリューションズは、CDメディアの研究開発や普及促進など、社会的に貢献した個人、企業、団体などに授与される「中島平太郎賞」を創設。4月17日に授賞式を開催した。

　中島平太郎賞は、日本で初めて音のデジタル化に成功し、「CDの父」とも呼ばれる中島平太郎氏(元アイワ社長、現CDs21ソリューションズ会長)の名を冠した賞で、CDメディアの研究開発や普及促進などで、社会的に貢献した個人、企業、団体などに与えられる。

　第1回中島平太郎賞受賞者は、太陽誘電株式会社の石黒隆氏と浜田恵美子氏、ソニー株式会社の小川博司氏、フィリップスのジャックヒームスカーク氏の4名。受賞理由は、「CD-Rシステム」のメディア・ライター・フォーマットの開発において、CDとの完全な互換性を持たせることに成功し、CD-Rの普及に大きく貢献したためとしている。

　また、特別賞として、株式会社ハイコム矢田光治氏が選ばれた。CD-i、CD-ROM、ビデオCDの普及促進活動を通じて、パッケージメディアとしてCDの多様なニーズを掘り起こすことに貢献したことを受賞理由としている。

□CDs21ソリューションズのホームページ
http://www.cds21solutions.org/

(2003年4月18日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.