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総務省、映像コンテンツの著作権処理メタデータ体系を策定


5月20日発表


 総務省は20日、映像コンテンツなどのブロードバンド配信の際に必要となる権利処理をオンライン上で円滑に行なえるようにするための汎用的なメタデータ体系を策定したと発表した。

 放送コンテンツをブロードバンド配信する際には、著作権処理などが新たに必要となるため、これらの処理を円滑に行なうための仕組みが求められていた。また、放送事業者や権利者団体の間で処理を行なうためには、統一したメタデータを利用したデータベースを構築しておく必要があり、今回その標準体系が策定された。

 このメタデータ体系では、放送利用、インターネット利用、アーカイブ利用などさまざまなコンテンツの利用取引形態に対応した権利情報を取り入れたほか、P/MetaやTV-Anytime Forumなどの世界の主要なメタデータ体系との相互変換を考慮し、世界標準化を視野に入れているという。

 約2,200項目のメタデータ項目が定義されており、そのうち約500項目が、「コンテンツID」のほか、番組識別情報や放送イベント詳細、番組交換情報などを収めた「内容情報のメタデータ項目」に割り当てられている。また、基本許諾条件や著作権者情報などを収めた「権利情報のメタデータ項目」が約1,700項目となっている。

□総務省のホームページ
http://www.soumu.go.jp/
□ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030520_4.html

(2003年5月23日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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